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手帳始めるなら「小さいシステム手帳」を推したい

年末が近づいてきた。
書店や文具売り場を見ても、noteや他のSNSを見ても今は「手帳」シーズンの真っ只中である。

今回は「来年こそ手帳、使いこなしたい!」とこの時期モチベーションがアガッてくる方に、
「それなら小さいシステム手帳使ってみやぁ!」と布教する回でございます。

※興奮して長文になりました、
ぜひ目次のリンクからご覧ください。


手帳選び、毎年悩みまくりな件

皆さんはどんな手帳をお使いだろうか。 
いや、そもそも手帳を持っておられるだろうか。

私はどうにもデジタルのカレンダーはうまく使いこなせず、直感的に書き込める紙の手帳を長らく使っている。

4-5年前までは、毎年この時期になると「どの手帳を買おうか」とかなり悩んでいた。

それまでは1年使い切りの綴じ手帳を使用していて、デザインや紙質、中身が良さげなものを色々見比べて1冊買っていた。
結果、毎年上手く使い切れなかったけど。

その手帳ジプシーをパッタリと終わらせてくれたのが、システム手帳だった。

冒頭の写真にある
「ロロマクラシック ブルーM5」は、私が初めて買ったシステム手帳だ。

手に入れたのは2年前の11月。
これ以降、思わず惚れて買った手帳バインダーと手帳の中身(リフィル)を買い足すのみで、綴じ手帳は使わなくなった。

「小さいシステム手帳」を推す理由

手帳選びに毎年迷走しがち…という方は、
きっと次のどちらかの悩みをお持ちなんじゃないかと思う。

自分にあった手帳がわからない
マンスリー?レフト式?よーわからん!
サイズってどのくらいが良いんだ?
色んなコンセプトの手帳があって選べない!

②手帳が続かない
毎年途中で書かなくなっちゃうけど、今年こそ手帳をうまく使いたい!
継続するコツって何だろう?

安心してください。
「システム手帳×小さいサイズ」でこれ、
解決できます。

詳しく理由を解説していく。

理由①「システム手帳」はあなた専用

システム手帳の最大の強みは、何と言ってもカスタマイズ性の高さにある。

使いやすい手帳は人それぞれ。
綴じ手帳はよほどピッタリ合う構成でないと
「巻末の世界地図とかいらん!」
「メモページが絶妙に足りなくて使いにくい!」
など何かしら不満点が出てくる。

システム手帳ならこれをクリアできる。
中身(リフィル)の全てを自分で選ぶので、
いらないコンテンツは挟まなければ良いし、メモが足りなきゃ1枚足してやれば良い。

世界に1つのオーダーメイド手帳。
自分の使いやすいようにいくらでも調節できるのだから、使い切れないはずがない。

自分でカスタマイズするのは難しそうに感じるが、
最初から色々なリフィルを使いこなそうとしなくても良いと思う。

迷ったならまず、これだけ入れよう。
「その年のマンスリー+メモリフィル」

マメじゃない私が2年間色々なリフィルで模索した結果がこれだ。究極のシンプル。

理由②「小さい手帳」は継続への近道

続いてシステム手帳の中でも「小さいサイズ」を推す理由だが、
これはもう「いつでも持ち運べるからすぐ手帳開けるよね!」である。

私は現在プライベート用に2冊、仕事用に1冊システム手帳を持っているが、
どれもM5もしくはmini6という
システム手帳の中では小さめの部類に入る。


プライベート用のシステム手帳たち
左:ロロマクラシックM5
右:アシュフォードシルフmini6

システム手帳のサイズは小さいものから
M5→mini6→バイブル…と続く。

このバイブルサイズ以上になるとビジネス用なら良いが、プライベート含めいつでも持ち運ぶのは難しくなってくる。

手帳を「どう使うか」以前に「習慣化」することが目的なら、まずはどんなバッグ、服装、タイミングでも必ず手元にある状態にしておきたい。

まずは手帳にいつでも触れられる、書けるようにすることが第一歩。
継続はここから始まるのだ。

※小さいサイズ代表のM5とmini6、
どっちを選ぼう?と迷った方はこちら↓

目指すのは「スマホ位触ってんなぁ」状態

さて、システム手帳の自由度と小さいサイズによる携帯性。
これが手帳を続けるポイントになる。

私の見解だが、
この「いつでも」「自分が使いやすい」という特徴を持った最強ツールこそがスマートフォンだと思う。

スマホを毎日触らないという人はかなり少ないはずだ。

1台で買い物、SNS何でもできて手に収まるサイズ。
自分が使うアプリだけを集めてわかりやすく配置したホーム画面。

電車でもトイレでも寝る前のベッドの中でも、これが手放せない。だって便利だから。

ならば究極な話、手帳もこのレベルまで手放せなくなればいい。(暴論失礼します)

システム手帳は紙を挟むだけじゃない。
名刺入れだってコインケースだってリフィルとして追加できるし、それ自体が札入れとして使える製品もある。

ミニ手帳でも単体で持つのが難しいなら、財布とドッキングすれば否応なしに手帳が付いてくる。
(何かと一体化するとコンパクトさに欠けるので私はあまり考えていないが)

とりあえず何かあれば手帳に書く、手帳を見返す。
あ、ここ予定空いてるな…久々に美術館でも行こうかな。みたいな。

通知が入らないアナログな世界だからこそ、手帳は自分と向き合うきっかけになる。
それがクセになってしまえば、新しい自分の世界はすぐそこだ。

まとめ

後半、ついついアツく語りすぎてしまった。
大変失礼いたしました。

でもそのぐらい、私はミニシステム手帳が好きなのだ。
最初の写真、ロロマクラシックを見てもらえばわかる通り「片手で持てちゃう」のだ。

この中に自分だけが見られるアイデア、愚痴、夢、大事な誰かとの予定…秘密の世界が全部詰まってるなんてロマンが過ぎる(褒めてる)。

気になった方は、もし大きめの手帳売り場に行く機会があればぜひ「システム手帳」のコーナーを見ていただきたい。

そして、必ずM5かmini6はサンプルがあるはずなので手にとって頂きたい。
「え、こんなちっちゃいの!?」と驚くはずだ。

綴じ手帳よりはリングがある分、重厚に感じるかもしれない。
だがその貫禄すら愛嬌に見せてくれるのが小さいサイズのマジックだ。

もしミニシステム手帳を今年買ってみたという方がいらっしゃったらぜひレビューをお願いします!
私が必ず見に行きますゆえ…

「沼へようこそ」という笑みとともに。


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