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蔵麻式罫線法「縦軸テクニカル分析法」

※6/27 情報更新 note最下部に添付しました


※6/26 動画リンク
https://twitcasting.tv/timusuke0130/movie/796507831


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「始まりの書」リリースから早5年近くが経とうとしているんですね この5年間の間にロジック別にいくつかのnoteをリリースさせて貰って沢山の好評を頂き生徒さん達皆さんからのサポートに心から感謝します


恐らくまだFXを初めてすぐの生徒さんは「テクニカル分析」の勉強をされてる事と思いますが 為替の荒波を乗り越えて「長期的に資産を増やす」にはテクニカルの知識だけでは足りないと私は考えています

この数年間 生徒さん達にアウトプットをし続けたおかげで 何度も何度も自身のロジックを検証・深掘りし バックテスト・フォワードテストを繰り返し 気が付けば 私自身がトレーダーとしてLevel UP出来たというGIFTに恵まれ それまでのトレーダー人生13年間の生涯収支を この2年間で超えるという結果を達成できました

ゾマ式トレードには 独立した項目がいくつかあり それぞれを個別に追求して「ゾマなりのFX哲学」を構築してきました  SNSでも言っていますが「いかに短期的に 高勝率で 爆発的に資産を増やすか」出来るだけ「運の要素」を省いて精神的苦痛の少ないトレーダー人生を過ごしたい その為には「合理性の塊の様なロジック」を構築しなければと テクニカルに限らず あらゆる角度から相場へアプローチし それぞれ及第点を付けれるまで体系化させた後 さらに それぞれを組み合わせて「1つロジックとして再構築」しました それがこのnoteのタイトルにもなっている「ゾマ式罫線法」です

色んなカスタムインジを購入したり 聖杯の商材を買ってきましたが 
私が15年かけて最終的に行きついたのは「基礎基本のシンプルなテクニカルこそ万能」でした 

どんなエントリーロジックも全相場に対応出来るモノは無く 「相場が ある一定の条件」を満たす必要があって その条件を満たした相場さえ見抜ければ 後は 数個のエントリーパターンから現在の相場に対する最適を選ぶだけです

そして同時に その「基本のテクニカル分析法」こそが「条件を満たした相場」を見抜ける技術なんです

ですので 逆に言えば「特殊なロジックや聖杯」などと言うのはエントリータイミングしか知る事が出来ませんが 「王道のテクニカル」は注文位置だけでなく 相場の環境認識まで教えてくれます


今回はその王道で基礎基本のテクニカルであり 過去の偉人達が研究し現代まで残してきた知的財産」を出来るだけ細かく 皆様にお伝えしようと思います


初心者の方でも解りやすい様に項目別に解説しますので もしかしたら かなりの情報量になるかもしれません  なにしろ「ゾーマの縦軸分析の全て」ですから ご了承ください

また今回は  再販は無いのかと ご要望の多かった 既に削除済の過去note「魔王乃罫線道」のブラッシュアップ版として 解説しますので ぜひ身につけて下さい きっと貴方の力になると思います



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【テクニカル分析 理論編】


まずトレードをする為に必須の知識「基本テクニカル」から解説していきますね その中でも「理論」と呼ばれる分野です 結構誤解されがちですが テクニカル分析は 単一ロジックで全相場に対応出来るロジックはありません その理由として 1年通して値動きにはレンジ相場とトレンド相場の2種類があり 双方に得意なロジックが違います 

私の場合は それらを「戦術」と呼び その時の相場状況に合わせて どちらの戦術を採用するか臨機応変に対応しています

トレンド相場用「トレンドフォロー系ロジック」
俗に「押し目順張り」と呼ばれるロジックです このロジックは主に「ダウ理論・波動論・値幅論・MTF分析」を使います 推進波 (ブレイクアウト)を見つけて半値戻り付近で ブレイク方向にエントリーが基本戦術

レンジ相場用「トラップリピート系ロジック」
俗に逆張り・トラリピとか呼ばれるロジックです  このロジックは「トレンドライン・レジサポ水平線・値幅論・MTF分析」が主になります チャネルやフィボナッチ・水平線を使って「値幅天底=レジサポ」を見つけて逆張りが基本戦術。僕が沢山の生徒さんを見てきた中では 最も採用されてる事が多い戦術です

ゾマ式は この2種類を相場に合わせて使い分けるのですが
次は双方の特徴を把握していきましょう ロジックの長所ばかりでなく
短所(弱点)を知っておく事で 多少なりメンタル面で無茶をしなくなります

まずは逆張りトラリピ系ロジックの長所短所です

トラリピ逆張り系は天底を捉える分析法なので「損切幅が小さく 利(獲得pips)が大きい」という 一般的に言うリスクリワードが良い手法と思われがちですが 実は多くの生徒さんが「自分に都合の良い情報だけ聞いてしまう」確証バイアスに陥っています 逆張りロジック実は結構危ないんです

マイルールその1「逆張りは短期足でやっちゃダメです」短期足はトレンドフォローで使うのが基本 それが何故なのか 私のYoutubeチャンネルで解説してますので 必ずご覧ください テクニカルを採用にあたって とても大事な考え方なので超重要です


動画リンク→https://www.youtube.com/watch?v=5pYM5fbhWfQ

たまにSNSでも話していますが「値幅逆張りロジック」は海外で発達してきた経緯があり 
 言わば欧州式罫線とも言えるテクニカルです「値幅の天底さえ解れば 途中の出来事は別によくね?」ってゆう いかにも海外らしい考え方のテクニカルなので「値幅の途中で積んでいくピラミッディング」にはあまり向いていません欧州式罫線の弱点です

しかし全ての逆張りがダメって訳ではありません  弱点を補って余りあるほどの長所もあります それは上記でも触れた「天底圏エントリーにより獲得pipsの多さ」そして「1度エントリーしてしまえばSL/TPをセットして放置できる=モニター監視必要無し」と言った所でしょうか そして

「覚える事が少なく簡単」なんです ちょっとした知識で誰でもすぐ出来ちゃいます なんせ過去の高安値をラインで繋ぐだけで出来ちゃいますからね  めっちゃくちゃ簡単です それでも負ける人が多いのは有名な話で レジサポくらい誰でも初期に習いますからほとんどの人がこの程度の分析はやっています

だけど動画でも話してる様に 世の中のほとんどがこの逆張りで負けてるんですよね そこを緩和させるには 逆張り系ロジックは「使い所が大事」なんです

5分や15分で多用すると そのボラの狭さから 割と簡単にレジサポを抜かれてしまいますが 4時間以上クラスとなると別物です 特に日足レベルだと「1回目のタッチでレジサポを抜く」のは逆に難しいですから 値幅を狙う逆張りは非常に有効です それ故 いろんな所で囁かれる「スイングが良いよ」となる訳です 

スイングが良いと言われる大きな理由の1つに上記の「逆張りメインの戦術は上位足で使う」が高勝率なんですよ なんせ下位足のレンジレジサポなんて豆腐みたいな固さですからね 逆に1時間足より下の波を狙うスキャ・デイトレにはあまり不向きです 

では次に「順張りトレンドフォロー系ロジック」の長所短所のお話ですが はっきり申し上げますと 欠点はほぼないです あるとしたら「逆張りに比べて獲得pipsが少ない」くらいでしょうか あと「チャート確認回数が多くなる」か?うーん あまり欠点が思いつかない・・・

と言うのはトレンドフォローとは「トレンドに対する押し目順張り」なのでTP・SLともに明確で 尚且つ 値幅逆張りがトレンドに逆らうロジックに対して順張りは「伸びる波(トレンド)に乗っていく」ので勝率がそもそも高いんです ただし トレンドフォローは覚える事が少し多いんですよね

逆張りが「トレンドライン・レジサポ水平線・MTF分析」だけで成立するのに対して 順張りは「ダウ理論・トレンドライン・水平線・波動論・値幅論・MTF分析」が必要になります 少しビギナーさん向けに 解説しましょうか

まず波動論から解説しますが 「エリオット波動」という名前を聞いた事をある生徒さんも多い事でしょう 波動論にもウォルフ波動やハーモニック等 色々種類が多いんですが 私はもうまとめて「波動論」と呼んでいます 波動論とは 要するに「波の規則性の事です」

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FX専業トレーダーのゾーマです。ポン円・ドル円・GOLDメインでFX手法を解説しております。twitter・ブログでも日々の考察を発信してます。無料LINE@も配信中。Twitter/timusuke0130