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Think clearly

 どうも、TimTam@モグラです。今回はロルフ・ドベリ(著)、安原実津(訳)のThink clearyのちょっとした概要と、私的に驚いた項目を2つに絞って書こうと思います。

ページ数と項目

まず驚きなのは項目数!なんと52もあります!どんだけ多いんだ笑。そしてページ数も多く分厚いですね…。478ページととても多い!1日じゃ読み足らないと思います。しかし内容は私にとってとても読みやすく、面白い内容です。この本では心理学を主に用いています。

ロルフ・ドベリ

先程も書いたとおり、この本では心理学を主に用いているのですが、実はロルフ・ドベリさんは心理学者ではないのです!「え?じゃあ何者?」と思う方が多いかもしれませんが、彼はスイス航空会社の子会社数社でCEOをやってらっしゃる方なのです!しかもこの方、私が思うにとても現実主義で物事をはっきりと区別していて、質素だなという印象がありました。というのも本の内容がとてもそういう内容となっています。

概要

Think clearlyですが、簡単に表すと「当たり前を疑う」と「無駄を省く」の2つです。「情報過多な現代だからこそ情報に惑わされず、自分にとっての無駄なものはなくそう」といったところですね。

嫉妬をコントロールする


みなさんは嫉妬をしたことはありますか?おそらく誰しもがあると思います。「○○はスタメンなのになんで俺は…。ウザイ。」など思ったことがあるかと思います。私個人としてはそれが大きくなり集団で同じことが起こるとイジメに繋がるのではと思ってます。
暗い話はそれくらいにして…、猿の研究者、フランス・ドゥ・ヴァールらが二匹のオマキザルに簡単な課題をこなすとご褒美を与えられる実験をしました。すると両方とも喜びますが、今度は課題を達成したら片方はきゅうり、もう片方はサルが大好きなブドウを与えました。するときゅうりを与えられたサルはブドウを与えられたサルに嫉妬し課題達成に協力しなくなったのです!これを踏まえ人間に置き換えると、自分と違う境遇より、自分と同じか似たレベルの相手の方が嫉妬の対象になりやすいんですね。確かにサッカーをやってる人に置き換えると、プロ選手は嫉妬ではなく憧れの対象。しかし互角の実力差を持つ者同士は嫉妬することが多いです。確かに…。
しかし嫉妬は幸せを遠ざけます。自分を疲れさせてしまうのです。

結論。あなたの近所にも交友範囲にも行動範囲にも、必ずあなたよりよい人生を送っている人がいるという事実を受け入れよう。1日も早く、あなたの感情のレパートリーから「嫉妬」を外したほうがいい。(Think clearlyより)

自分の向き不向きをはっきりとさせる

みなさんはスポーツで得意なこと、苦手なことがあるでしょう。「スポーツは苦手だけど勉強は得意!」という人もいることでしょう。また、頼まれごとをされてやる人、かなりいるのでは?「○君、これやっておいて!」「いいよ。」と言って本当はやりたくないのにやるという仕事を引き受けてしまったこともあるでしょう。この本によると、能力の範囲内と範囲外の能力差は1000倍くらいあるのだそうです。それを考えると楽しくない仕事(課題)を頼まれてやるという行為は死亡フラグといっても過言ではないことがわかります!また、能力の範囲内なら適切な対応措置ができる、従来のルールを打ち破ることだってできる楽しみが生まれるということから、ストレスがあまりかからないのです!とにかく、得意なこと1つでもいいのでとことん突き詰めてその分野の王者になることが大切です!

同じ1時間を費やすなら、「能力の輪」の外側よりも内側のことにしたほうが1000倍も価値がある。

終わりに

いかがでしたでしょうか?「いや、少なすぎるよ!」と思った人が多いと思います。ですが、とても面白い内容でしたし、「そんなこと思ったことない!」と思うものばかりでした!興味があればぜひ読んでください!

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