39歳の誕生日に考えたこと 安全保障と出産 2019.11.7

39歳の誕生日に考えたこと。

私の思う安全保障って何かと。

たぶん、私は軍事は全ていらないって思ってます。
「自分の国を護る最低限の軍備」も解除した方がいいと思ってます。だって、軍備がここまで発達した今、「自分の国を護る最低限の軍備」ってかなり高度な軍備になると思います。
自分の考えは、「専守防衛」さえも否定してるんだなと再確認。

私がいいなと思う安全保障論は、憲法前文と、9条です。

いま、その通りのことを言うと、
「お花畑」「ファンタジー」「夢見る夢子ちゃん」と言われてしまいます。

でも、そう言われてもいいです。

自分の国を護るために、ミサイルや銃を他国の人々に向けるってこと。私たちが自分の子どもを守りたいと思うのと同じように、その人たちにも子どもがいるかもしれない。そして、彼らを命がけで生んだ母親たちがいる。

出産経験や母性をここで持ち出すのは、論理的ではないかもしれないけど、子どもを産むことって、死と隣り合わせだと思っています。それだけの思いをして女性たちは命を産んでるってこと、安全保障論を語る男性たちはどれだけ理解しているだろう?

生まれてきた命で、どこの国の人だとしても、殺されてもいい命なんてないと思います。なぜ、自分の国を護るためなら、敵の国の人を殺してもいいという風になるの?

時々、たくましくなってきた息子の寝顔を見ていると、特攻隊や護郷隊で死んでいった少年たちのことが浮かぶんです。そして、その母親たちのことを思うと胸がつぶれそうになります。自分の子どもの寝顔を見て、そんな少年達のことを思い出す人なんて、あまりいないのかもしれません。でも今、そうならないとも言えない、そんな世の中だから、不安がよぎるんです。

なぜ、軍備が、武器が、戦争がなくならないんだろう。
護るためと言って、これまでどれだけの人が、死んでいっただろう。

家族を護るためと言って銃を持ち、アメリカでどれだけ銃による事件が起きているかを見たら、武器なんてどんな理由であれ、何も生み出さないってわかる。そして、アメリカでも多くの人が銃を持つことを禁止したいと望んでる。
それって、世界に置き換えたら、軍備をなくそうということと同じじゃないの?

武器も、軍隊も、なくしていきたい。
自衛隊は、災害救助隊になればいいと思います。

私の考えは、ミサイル基地反対運動を始めた時から変わらないし、たぶん50歳になっても変らないでしょう。

もちろん、私と考えが違う人がいても全然いいし、みんな違って当たり前だと思います。


考えが違っても、友達にはなれます。

私は安全保障に詳しいわけでもなんでもなく、ただの、生活する母親としてシンプルにそう思っているだけです。これからも変わらず想い続けます。

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