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人生の目的と目標

 これが目標と目的の違いですよね。目の前の困難を乗り越えるという目標は良いのですが、それが達成されてしまうとトーンダウンして何をして良いのか分からなくなってしまうのです。
 そうならないために、次から次へと目標を設定して達成していくという方法もあります。しかし人間は馬ではありませんから、目の前にニンジンをぶら下げられるだけで、走り続けられるものではありません。そのうち、何のためにそうしているのか…、目標を達成することによって何がしたいのか…、自分の人生で何を成し遂げたいのか…。ということを考えるようになることでしょう。

 こういうことを見ないで、ひたすら目標達成のみを追求する人生があってもいいでしょう。でもやがて人生の終わりが近づき、自分の人生を振り返ったときに、自分はこのために生きてきた、いい人生だったと言えるでしょうか。

 いずれにせよ、人はどこかで「自分の人生の意味や目的」と向き合い、自分なりの答えを出さないといけません。

 僕の人生の目的は、神と人を笑顔にすることです。敬天愛人の生活を通して神と人に仕え、キリストの福音を伝えることによって人々の幸せに貢献し、愛と喜びに満ちた教会を建て上げ、キリストに似た者となっていくことです。

みなさんは、人生の目的を明確に言い表すことができますか?もし言い表せないとしたら、次の質問に応えながら探ってみてください。

①私は人生そのもので何を成し遂げたいの?
②私は人生全体を通してどんな人間になりたいのか?
③その人生の目的を果たしていくことで、自分を成長させ、真の満足を手にできるか。
④その人生の目的を果たしていくことで、身近な大切な人をも幸せにできるか。
⑤その人生の目的を果たしていくことで、社会の貢献できるか。
⑥その人生の目的を果たしていくことで、神様を笑顔にできるか。

こんなことを意識しながら、自分の人生の目的を探ってみてください。「求めよ、さらば与えられん」です。

**参照聖句**
幻がなければ、民はほしいままにふるまう。箴言 29章18節

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