悪魔を喜ばせるな❗️

　神を認める人はいても、悪魔を認めない人がいます。聖書を読むと、確かに悪魔は存在し、また歴史を振り返っても、悪魔がその背後に存在してるとしか思えない狂気な出来事が起こっています。

　悪魔の目的は、私たちを滅ぼすことです。そのために悪魔は巧妙に働きます。悪魔は私たちの偏った考えや感情を煽ることによって、私たちを操ろうとします。

　例えば…
　これこそ絶対的真理だと信じ込む情熱的理想
　正義感から来る怒り
　大義名分に隠れた嫉妬
　当然の権利として行われる報復
　何で自分だけ…という自己憐憫と不幸感
　否定的な視野狭窄
　など

　現在の様々なメディアは、悪魔を喜ばせようとする情報と刺激で満ちています。そんなメディアに触れている私たちは、いつのまにか、悪魔を喜ばせるものに対して鈍感になってきていると言っても過言ではありません。

　悪魔は、私たちの偏った考えや感情を煽り、バランス感覚を失わせ、極端な考えや行動こそが正しいと思い込ませ、実行に移させます。その結果、自分だけでなく多くの人がそれに巻き込まれていきます。

　それに対して神は私たちにいのちを与え、しかも豊かに与えてくださるお方です。神はバランス感覚を大切にされ、私たちが人格と愛において健全に成長することを願われています。神が与えてくださるものは、いのち、愛、健全、喜び、平和、希望、仲良しです。

　悪魔は滅ぼし破壊するに対して、神はいのちを与え建てあげるお方です。

　もし私たちの発想や言動が、滅ぼし破壊する方向に向かっていることに気づいたら、直ぐに方向転換し、いのちを与え、建てあげる方向に切り換えましょう

　悪魔を喜ばせてはなりません。神を喜ばせましょう！神が喜ぶかどうかを考えや言動の基準にしましょう！

＊＊＊参照聖句＊＊＊
盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。ヨハネ10章10節