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テモテ牧師のエッセイ

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2020年5月の記事一覧

Step by Step 5月31日      ■□未来を創造する今□■

Step by Step 5月31日      ■□未来を創造する今□■

信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。ヘブル11章1節 


 あれこれ心配しすぎないで、今できること、今すべきことにきちんとしましょう。未来は今の選択と行動の延長線上にしかないのです。

 ある人が「心配は車のアイドリング」のようなものだと表現しました。エンジンは動いて音は出て、ガソリンを消費し、排気ガスを出すけれども、車を1ミリも前に進ませる

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Step by Step 5月30日        ■□文句を言うくらいなら、自分から動こう□■

Step by Step 5月30日        ■□文句を言うくらいなら、自分から動こう□■

 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。ロマ8章28節

 「誰も私に○○してくれない」と嘆く前に、「私は周りの人に○○しているだろうか」と自問しましょう(○○は同じ動詞が入ります)。

 カトリック教会のラジオ番組「心のともしび」のキャッチフレーズは、『暗いと不平を言うよりも自ら進んで明かりを灯

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Step by Step 5月29日 ■□自分を赦し、自由になる□■

わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしない。わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。1コリント4章3節

 キリスト信仰とは、キリストの赦しがあるので、自分を赦し、自分を自由にし、
自分を楽しみ、自分を大切にすることです。

 自分で自分を赦す

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Step by Step 5月28日       ■□あなたの限界は神の可能性の始まり□■

Step by Step 5月28日       ■□あなたの限界は神の可能性の始まり□■

父がわたしにお与えになる者はみな、わたしのところに来ます。そしてわたしのところに来る者を、わたしは決して捨てません。ヨハネ6章37節


キリストの言葉にこういうのがあります。「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。」(マタイ5章3節)

 「こころが貧しい」とは「さもしい、せこい」という意味ではありません。「自分の力に絶望している状態。全く無力になっている状態

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Step by Step 5月27日        ■□苦しみがもたらす愛の世界□■

Step by Step 5月27日        ■□苦しみがもたらす愛の世界□■

 神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。2コリント1章4節

 苦しみが与えられるのは、私たちが互いに助け合い、愛し合うため。私たちを不幸にするためではなく、むしろ幸せにするためなのです。

 あなたには苦しみを共に担ってくれる誰かがいますか?と

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Step by Step        5月26日
■□継続する秘訣□■

Step by Step        5月26日 ■□継続する秘訣□■

「彼は御使を見つめていたが、恐ろしくなって、「主よ、なんでございますか」と言った。すると御使が言った、「あなたの祈や施しは神のみ前にとどいて、おぼえられている。」使徒行伝10章4節

 継続は習慣となって人生の実力を養います。継続は自信を育て、自己概念を高め、自分への期待を強めます。

 逆に継続を決断したのに、それが出来なかった場合、自分への約束を破ることになり、自己概念を低め、自分への期待を減

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Step by Step 5月25日         ■□愛の灯を灯す□■

Step by Step 5月25日         ■□愛の灯を灯す□■

キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。ピリピ2章6-8節


 聖書にはこんな古事が記されています。男だけで5000人の群衆がキリストの話しを聞くために集まっていました。そろそろ日が

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Step by Step 5月24日       ■□仕事を通して人生の目的を果たす□■

「主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。」創世記2章15節

 仕事とは「仕える事」。仕事を通して誰に、何に仕えているのかが明確になると働くことに生きがいを見出せます。

 聖書によると「仕事とは神によって与えられたもの」です。神は人をエデンの園に住まわせ、そこを耕させ、管理させたのです。人はその仕事を喜び、仕事を通して神を愛し、家族を愛して充実感をもって生

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Step by Step 5月23日          ■□祈ることによって起こる神秘□■

Step by Step 5月23日          ■□祈ることによって起こる神秘□■

ヤハジエルは言った、「ユダの人々、エルサレムの住民、およびヨシャパテ王よ、聞きなさい。主はあなたがたにこう仰せられる、『この大軍のために恐れてはならない。おののいてはならない。これはあなたがたの戦いではなく、主の戦いだからである。Ⅱ歴代誌20章15節

 問題や悩みのない人生なんてありません。重要なのは心が問題や悩みから自由になっていることです。

自分に問題や悩みがあるのに、人様のお世話なんて

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Step by Step 5月22日        ■□全てを変える力□■

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。 そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」ピリピ4章6-7節

 祈っても何も変わらない…と言う人がいます。そうでしょうか。ただ一つだけ変わるものがあります。それは自分自身です。自分が変

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Step by Step 5月21日 ■□Give and Given□■

Step by Step 5月21日 ■□Give and Given□■

 与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから。ルカ6章38節

 幸せになりたかったら、あなたの周りの人の幸せに貢献しましょう。

 誰しも自分の幸せを求めて生活をしています。これは決して悪いことではないし、この求めがあるからこそ

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Step by Step 5月20日      ■□小さな愛の光を灯す□■

Step by Step 5月20日      ■□小さな愛の光を灯す□■

 互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。ガラテヤ6章2節

 大学生の時、相当な田舎で行われたキャンプに遅れて参加したことがありました。無人駅から歩いて向かったのですが、あっという間に日は暮れて真っ暗になってしまいました。街頭はありません。月明かりだけでした。携帯電話など無かった時代です。この道であっているのかなぁ~と不安いっぱいになりながら30分以上

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Step by Step5月19日   ■□目的と目標□■

Step by Step5月19日   ■□目的と目標□■

幻がなければ、民はほしいままにふるまう。箴言 29章18節

 目的と目標は明確に違います。目的なしに目標だけで生きるとどうなるのでしょうか。目標は目の前の困難や課題を乗り越えてしまうとトーンダウンして何をして良いのか分からなくなってしまいます。そうならないために、次から次へと目標を設定して達成しようとします。しかし人間は馬ではありませんから、目の前にニンジンをぶら下げられるだけでは走り続けられま

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Step by Step 5月18日         ■□あなたは愛されている□■

Step by Step 5月18日         ■□あなたは愛されている□■

 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。ヨハネ3章16節

 「誰かから深く愛された記憶」と言われて、「はい、あります!」とすぐ言える人は幸いです。でも多くの人は「う~ん…?」と考え込んでしまうのではないでしょうか。僕はそっちのタイプです。なぜでしょうか?

①「深さ」を人と比較しようとする意識が働くからです。

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