Step by Step5月19日 ■□目的と目標□■
幻がなければ、民はほしいままにふるまう。箴言 29章18節
目的と目標は明確に違います。目的なしに目標だけで生きるとどうなるのでしょうか。目標は目の前の困難や課題を乗り越えてしまうとトーンダウンして何をして良いのか分からなくなってしまいます。そうならないために、次から次へと目標を設定して達成しようとします。しかし人間は馬ではありませんから、目の前にニンジンをぶら下げられるだけでは走り続けられません。そのうち、必ず目的が欲しくなります。何のためにそうしているのか…、目標を達成することによって何がしたいのか…、自分の人生で何を成し遂げたいのか…こういうことを考えるようになります。
目的を考えないで目標達成のみを追求する人生があってもいいでしょう。でも人生の終わりが近づき、人生を振り返ったときに、自分はこのために生きてきた、いい人生だったと言えるでしょうか。
人は必ずどこかの地点で「人生の意味や目的」と向き合い、自分なりの答えを出さないといけません。
僕の人生の目的は、神と人を笑顔にすることだと日々確認しています。敬天愛人の生活を通して神と人に仕え、キリストの福音を分かち合い、愛と喜びに満ちた教会を建て上げ、キリストに似た者となっていくことです。
みなさんは、人生の目的を明確に言い表すことができますか?もし言い表せないとしたら、次の質問に応えながら探ってみてください。
①私は人生で何を成し遂げたいのか?
②私はどんな人間になりたいのか?
③自分の人生の目的を果たしていくことによって、神様を笑顔にできるか?
④自分の人生の目的を果たしていくことによって、身近な大切な人をも幸せにできるか?
⑤その人生の目的を果たしていくことで、社会貢献できるか?
⑥その人生の目的を果たしていくことで、自分を成長させることができるか?
こんなことを意識しながら、自分の人生の目的を探ってみましょう。「求めよ、さらば与えられん」です。
■祈り■
神よ、あなたは私に地上で生きる時間を与えて下さいました。限りある人生に目的があります。敬天愛人を通して神様の素晴らしさを表現できる人生を歩ませてください。イエスの御名によって、アーメン。
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