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テモテ牧師のエッセイ

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2020年2月の記事一覧

Step by Step 2月29日      ■□ありのままの自分を底上げする□■

Step by Step 2月29日      ■□ありのままの自分を底上げする□■

 兄弟たちよ。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。ピリピ4章8節

 上っ面だけがクローズアップされる世の中です。特にテレビをつけると、真実かどうかよりも面白ければ良い、中身があるかどうかよりも変わっていれば良いという番組ばかりです。とみにこ

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Step by Step 2月28日     ■□心のフィルター□■

Step by Step 2月28日     ■□心のフィルター□■

人の語ることばにいちいち心を留めてはならない。あなたのしもべがあなたをのろうのを聞かないためだ。あなた自身も他人を何度ものろったことを知っているからだ。伝道の書7章21-22

 人は善意であれ、悪意であれ、もしくは、何の意図もなくとも、勝手にあれこれ批評してくるものです。そんな時、先ずしっかり握っておかなければならないことは、『その人はあなたの人生に何の責任も持ってくれない』ということです

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Step by Step 2月27日(木)
■□キリストを心友にする□■

Step by Step 2月27日(木) ■□キリストを心友にする□■

わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。ヨハネ15章15節


 自分を守るために作った心の壁に自分が閉じ込められ、なんとなく抜け出せなくなってしまうってことありませんか。その壁を崩すタイミングもなくし、なんとなる取り残された感じになって、その

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Step by Step 2月26日   ■□4層の同心円の価値□■

Step by Step 2月26日   ■□4層の同心円の価値□■

それとも、「神は、わたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに愛しておられる」と聖書に書いてあるのは、むなしい言葉だと思うのか。ヤコブ4章5節

 人の価値は同心円の4層になっているように思う。

 一番中心で最も深い円は「人は神に似せて造られ、神からいのちを分け与えられて、それ故に神はこよななく人を愛している」という価値です。10数年前「なぜ人を殺してはいけないのですか?」と問う17歳の少年に、

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Step by Step 2月25日      ■□愛されている!□■

Step by Step 2月25日      ■□愛されている!□■

 あなたは私の愛する子、わたしの心にかなう者である。ルカ3章22節

 僕は毎朝心の耳を澄ませながら「神様、僕のことをどう思っていますか?」と聞きます。すると言葉が心に響きます。「お前を愛しているよ。私の喜びだよ。お前を祝福するよ」という言葉です。うん…?それって思い過ごしなんじゃない?自分で言ってるんじゃないの?そんなふうに思われた方もいるかも知れませんね。僕も最初はそんなふうに疑っていました。

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Step by Step 2月24日     ■□まだまだ成長できる□■

Step by Step 2月24日     ■□まだまだ成長できる□■

わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。」Ⅱコリント4章16節

 私達には幾つになっても“伸びしろ”があります。ただそのためには、“成長したい!”という情熱と、“あのようになりたい”という目標と、そのための“効果的な努力”が必要です。

 身体的成長は20歳までに止まってしまうでしょうけど、その身体をどのような状態にするかは私達の努力

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Step by Step 2月23日     ■□先ず体験者のプレビューを参考にする□■

Step by Step 2月23日     ■□先ず体験者のプレビューを参考にする□■

 あなたがたは、その実によって彼らを見わけるであろう。茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。…このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである。マタイ7章16-20節

 何にしろ体験してみないと分からないことが沢山あります。料理

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Step by Step 2月22日     ■□心の傷から神の愛さが染みこんでくる□■

Step by Step 2月22日     ■□心の傷から神の愛さが染みこんでくる□■

 ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。イザヤ9章6節

 誰でも心の傷を持っているものです。心の傷は私達をその原因となった過去に引き戻し、その時の感情を蘇らせます。そしていつまでも過去を現在にしてしまいます。私達は心の傷をそのように感情的に受け止めるので

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Step by Step 2月21日     ■□意見が違うのは当たり前□■

Step by Step 2月21日     ■□意見が違うのは当たり前□■

 あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。悪すぎてもいけない。愚かすぎてもいけない。自分の時が来ないのに、なぜ死のうとするのか。伝道の書7章16-17節

 意見の違い。人が二人以上集まると、そこに意見の違いが生じます。それは家庭でも学校でも会社でも教会でも同じです。

 先ず、十人十色で一人ひとり意見が違うのは当たり前!という大前提に立ちま

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Step by Step 2月20日      ■□急がば祈れ!□■

Step by Step 2月20日      ■□急がば祈れ!□■

 何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。ピリピ4章5-7節

 キリスト教の生命線は、教えとか倫理道徳とか小洒落た雰囲気ではありません。キリスト教の生命線は、生きている神とのイキイキとした

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Step by Step 2月19日     ■□自尊心に栄養を与えよう□■

Step by Step 2月19日     ■□自尊心に栄養を与えよう□■

遠くから、主はわたしに現れた。わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ。エレミヤ31章3節

 自尊心。その意味を調べると「自分を尊び、他からの干渉をうけないで、品位を保とうとする心理や態度」とあります。人と比較して優越感・劣等感で上がったり下がったりすることなく、自分の生き方を大切にすることができる心です。人と比較をしないので、他の人を敬いすぎたり、見下したりしない

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Step by Step 2月18日     ■□弱さよ、ありがとう!□■

Step by Step 2月18日     ■□弱さよ、ありがとう!□■

 こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。マタイ5章3節

 キリストは言われました。「心の貧しい者は幸いです。天国はその人ものです」と。「心が貧しい」とは「意地汚い、狡い」という意味ではありません。「心が貧しい」とは「自分の無力さ、弱さ、限界を痛感している人」という意味です。キリストは、そういう人こそ「最高に幸せなんだ」と言われているのです。

 なぜでしょうか?それは、

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Step by Step 2月17日       ■□本当の謙譲心をもって生きる□■

Step by Step 2月17日       ■□本当の謙譲心をもって生きる□■

わたしはまた主の言われる声を聞いた、「わたしはだれをつかわそうか。だれがわれわれのために行くだろうか」。その時わたしは言った、「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」。イザヤ6章8節

 日本人の美徳は「謙譲心」です。ところが「謙譲心」を履き違えている場合があります。“いや、私なんて無理です”“私、出来ません”はよく聞くフレーズです。それに対してストレートに“ほんとですね。あなた

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Step by Step 2月16日    ■□思い煩いを見分ける□■

Step by Step 2月16日    ■□思い煩いを見分ける□■

それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。………まず神

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