Java未経験者がJava Silverに合格した話
先月末、OracleのJava Silverに合格しました。正答率も高めだったので、割と満足のいく結果を出せることができました。
今回はどのように勉強し、どれくらいの期間で合格したのかについて書いていこうと思います。
私について
・以前はSES兼SIer企業で勤務。
・経験としてはVB.netのテスター案件、PL/SQLとExcel VBAの軽微な修正案件、Oracle ERP Cloudという会計パッケージシステムのサポートという微妙な経歴で、自信を持って紹介できる開発経験はほとんど無し。
・Oracle Master Bronze所持。
・Javaについては開発経験は全く無し。独学で「スッキリわかる」シリーズを少しやった程度。
結論
先に結論だけを書きます。
「黒本」だけやれば合格はできます。
Java Silver受験までの道のり
スッキリわかるJavaシリーズは少しやっていたので基本的な文法は知っていました。ですが自信が無かったので、資格試験を受けることは躊躇っていました。
ですがTwitterで上記の黒本の著者である志賀澄人先生が新人研修用のJavaの講座を行ってくれる「JPIN」というサービスを行っていることを知り、その4期生として無料聴講枠(5期からは有料しかありません)で参加してイチからJavaの基礎やオブジェクト指向について学びました。
JPINのサービスは前期・後期とあり、後期は有料になってしまうので金銭の都合上受講することは断念してしまいましたが、これがJavaの理解を深めるキッカケになってくれて、受講してとても良かったと思ってます。金銭的な余裕があるなら後期も是非受講したかったくらいです。
少し遠回りな勉強のように思われるかしれませんが、JPIN前期の受講後黒本をやると勉強の理解度が高まりました。
どれくらい試験勉強した?
Java未経験の私でも資格試験の勉強時間は50時間弱で合格できました。実際合格するだけならもっと短い時間でも合格できると思いますが、できるだけ完璧を目指したかったので、この勉強時間になります。
黒本の勉強法
以下、私なりの勉強法です。
①まずは総仕上げ問題以外の章の問題を解き、丸付けをする段階で全ての解説について読み込む
ここが一番大変で時間がかかりますが、これをやるのとやらないのとでは後で理解度に圧倒的な差がでます。
総仕上げ問題は模試的な立ち位置なので現段階ではやりません。
②総仕上げ問題以外の各章をひたすら解いて正答率をほぼ100%にする
とりあえず解いていきます。間違えたらその問題をチェックし、解説を読みます。一度解説には目を通しているので、もう一度見たら少しは理解できると思います。
③総仕上げ問題を解き、解説を読み込む
各章の問題が全てできるようになったと思ったら総仕上げ問題に挑戦します。おそらくこの段階でも正答率的には合格ラインまでいけると思います。
ですが総仕上げ問題で出てくる内容には初めて出てくる問題もあるので、そういった問題は特に解説を読むようにしてください。
④総仕上げ問題の正答率をほぼ100%にする
後は繰り返し問題を解きなおしてできるだけ全て解けるようにしておきましょう。
実際の試験を受けて
実際受けてみるとわかりますが、問題の傾向は大分黒本に近いものがありスラスラ解けると思います。中には初見の問題もありましたが、それを落としたとしても合格ラインには立てると思います。
180分の試験時間ですが、実際受けてみると1時間くらいで終わりました。
最後に
私の場合はまぁまぁ遠回りしてJava Silver受験までかかりましたが、上記の黒本の勉強法で十分合格できると思います。
黒本の良いところは解説がとても詳細に書かれていることです。なので黒本をやって解説を読み込んで理解できれば教科書としてもちゃんと機能します。なので他の参考書は私は必要ないかなと考えています。
Java Silverの受験を今まで躊躇っている人がいたら、この記事を読んで参考にしていただけると幸いです。
もしJPINについて興味あるよって人は、現在5期生の募集もしているみたいなので受けてみると新しい発見があって良いかもしれません。
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