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腕を磨く

最近、腕を磨いています。

腕を磨くって、つまり技術を向上させるってことですが、それってつまりどういうことなのか、考えたことありますか?

僕もなにも考えず言葉を使っていて、なにかが上手くなるってことなんだろうなと漠然と思っていました。

けど、上手くなるってどういう状態のことを言うんだろう? 上手くなりたいけど、どこから手をつけたらいいんだろう? と考え出したら、どんどん深い沼の底へ沈んで行きました。僕はこの生に沈む行為がどちらかというと好きです。好きで沼ダイビングします。

で、上手くなる例えをガンプラで例えたいと思います。なぜなら今、僕はガンプラの腕を磨いているからです。

プラモデルは組み立て終わりだけでもいいのですが、塗装したり、造形をいじったり、オリジナルの要素を加えたり、多様な楽しみかたがあります。

ガンプラ沼です。答えは人の数だけあるし、楽しみ方も人それぞれ。奥は果てしなく深いし、猛者が世界中にいます。そんな猛獣だらけの世界に、十数年ぶりに足を踏み入れました(前回は泣いて逃げ帰りました)。

腕を磨く。限りなく自由で、正解もなく、無限でもあり、高みは果てしない。ここでどうしていったらいいのか? わからなかったので、考えました。僕が出した答えは、シンプルでした。

『自分がやりたい、手の届く、成功しそうなことを、やっていく』

僕の悪いクセで、世界ナンバーワンを見ては、(あれは無理だ)と勝手に落ち込み、やらないというのがありますw なので、手の届きそうなことをまず始めました。

一応、ステップを説明しますが、マニアックなので、読み飛ばしても大丈夫です。

まずはただ組み立てる。ただし、出来るだけキレイに仕上げる(パーツにバリが残らないように作る)。これにはパーツを切り離す知識や道具を使いこなす技術が必要です。次に缶スプレーでつや消しクリアを吹いてつや消し仕上げにする。これにも缶スプレーのクセを知り、キレイに吹くには?の技術が必要です。次はマーカータイプでのちょこっと塗装。さらに次はエアブラシという本格的な塗装道具を使った塗装。そして現在はヤスリを使ってパーツを鋭くしたり角をはっきりさせたりして、リアルさを出すことをしています。

ひとつ作るごとに「次はこれをやってみよう」と決めて、それを繰り返し、少しずつ少しずつ輪を広げています。先述したように、先を見てしまうと落ち込むのでw、ひとつ壁を超えたあとに「次、これやってみたいなぁ〜」と湧き出た思いを採用しています。

ここまでやって、腕を磨く、何かが上手くなるって言うことの、僕なりの答えが出ました。それは

『自分のやりたいことができる、からだの動きに慣れること』


これだけです。でもこれが沼ですw

例えば、ハードル競技を上手くなるには筋力が必要だったり飛び越える技術が必要です。筋力が必要なら筋トレをするという日常の中の動きに慣れる必要があります。

料理が上手くなるには、これを作りたいという目的を立てて、材料の切り方とか、火加減とか、塩加減とか、ちょうどよい塩梅のものができるようにからだを動かすことに慣れる必要があります。効率よく作る動きに慣れることもあるでしょう。

言いたいことはシンプルです。

腕を磨くとは、上手くなるとは

『自分のやりたいことができる、からだの動きに慣れること』

ちなみに、からだの動きには、『意識の動き』も含んでいます。


僕たちはこれまでも腕を磨いてきました。ただ、自分の中ではっきりとしてからは、腕を磨くことが楽になりました。抵抗なく進んでいける感じがしています。

腕を磨くのは楽しいです。特に自分が興味を持ったことで上達するのはもっと楽しいです。

僕はいい文章を書くことに、まだ興味を持っていないようです。なので、散らかった文章になりました。

けれど、今はマメに文章を書いてnoteにアップする、ということにからだを慣らしているので、大目に見てやってくださると助かります。


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