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バイクで日本を走る

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2005年夏のバイク一人旅から始まり、大学時代に後輩とバイクで駆け抜けた北海道ツーリングの話など。最近バイクで走った場所やバイクにまつわる話も含めて随時更新中。
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#一人旅

自分のバイク遍歴で人生を振り返る

二十歳の頃からバイクに乗っている。原付を含めるなら、高校2年生の時からだ。今でも免許証に…

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祖母のルーツを辿った旅

20歳の夏、僕は地元東京の町田からバイクに乗って旅に出た。 学生時代の夏休み、最終目的地は…

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波長が合う音

静岡・伊豆半島の大部分は山に覆われている。 そのため内陸地を通るとなれば、峠道を走ること…

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人生の出発地点に着く

真夏の日差しが照りつける京都中心部を抜け、国道171号線で大阪府箕面(みのお)市に入ったの…

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雨、雨、雨の琵琶湖

旅は旅でも、自分の親戚や知人に会いに行く旅もまたいいものだ。 親戚とは年末年始、夏休み、…

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郡上で聞こえた夏の音

飛騨高地の南、山合いの中に岐阜県郡上市はある。 郡上八幡(ぐじょうはちまん)というその地…

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テントの中で感じた非日常の世界

2005年、夏真っ盛り。 夕刻、僕は富士山の西側に広がる朝霧高原のキャンプ場にいた。 バイクを区画の中に停めて、これからテントを張り始めようとしていた。 この日はずっと天候がいまいちだった。昼過ぎに東京を出発してずっと走ってきたが、雨は一度も降らなかったので運が良かった。 夏休み真っ只中のオートキャンプ場には、家族連れが圧倒的に多かった。それぞれの区画に設営されているファミリーテントやタープが、僕には豪邸のように見えた。 一人でやって来ているキャンパーは、僕のすぐ隣

朝霧高原で受けた一人旅の洗礼

早朝、テントから顔を出すと森の中は深い霧で覆われていた。 人生初ソロキャンプの夜、テント…

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真夏の夜の”即興”ツーリング

今日は、朝からある物と向き合っていた。 綿棒の先を水で湿らし、タンクの回り、エンジン、タ…

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人生初のバイク一人旅

変貌を遂げたSR400 東名高速に乗る前、当時アルバイトをしていたガソリンスタンドに立ち寄っ…

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