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TimeTree People #010 Shunsuke

自分の時間のほとんどは誰かの時間とつながっています。家族との時間。恋人との時間。友達との時間。同僚との時間。

ユーザーのみなさまがどんな時間をどんな人とかさねているのか、このブログではTimeTreeのユーザーさんの素敵な時間をご紹介していきます。

今回は尾道中学校・高等学校教諭、ラグビー部「BURIKENS(ブリカンズ)」で監督をされている田中 春助さんのストーリーをご紹介します。
尾道高校ラグビー部は第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会に出場されます!(2020年12月27日開幕)

尾道中学校・高等学校 公式サイトはこちら。
尾道高校ラグビー部 公式サイトはこちら。

—— 普段どんなライフスタイルを送っていますか?

勤務時間は8:30〜17:15で、英語科を中心に週14時間の授業を担当しています。
分掌は広報・募集部で、主に小中学生向けの学校説明会やオープンスクールなどのとりしきりをしています。
それ以外では、定期会議や英語科の教材研究はもちろん、進路に関する書類の作成や調整、そしてラグビー部の遠征準備などを行っています。

ラグビー部の練習は、週5回の朝練習(6:30〜7:30)、そして平日2回の放課後練習(17:00〜19:00)があります。
ラグビー部は選手、スタッフを含めて100名近くの大所帯です。全員の行動基準になるため、部のスケジューリングは僕の一番大切な仕事ですね。

また週末は休みの日であっても、基本的には午前中だけの練習にして、午後はフリーの時間を作るようにしています。
僕は、選手の【主体的に「やりたいこと」「やったほうがいいこと」「やるべきこと」を選択して行動をする力】の育成を大切にしています。
これは大学生・社会人になっても求められていると感じています。

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—— TimeTreeをラグビー部に導入したきっかけを教えてください。

TimeTreeを使い始めたのは、僕がラグビー部のコーチをしていた時代に、当時の監督とのスケジュールを調整する必要を感じたためです。
その時は、明日の練習プログラムもさることながら、練習自体がいつあるのかなど不明なことが多くありました。また、目標となる大会や練習試合日程も、部員に対して明確にされていなかったんです。

さらに部員たちは学校行事があったり、課題をこなしたり、遊びたいという思いがあります。部のスケジュールや学校行事などを組み合わせた形で「やるべきこと」をシェアしておくことで、部員が自分自身で「やりたいこと」を調整しながら、主体的に行動することを促したかったんです。

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—— TimeTreeをどのように活用くださっていますか?

選手、コーチ間では練習日程や練習プログラムを事前に確認できるように予定内のメモ機能をフルに使っています。
練習内容を踏まえて、選手自身がウエイトトレーニングをどのようなタイミングでやるのかなどを自分で考えています。

また、カレンダーの共有人数の限度が200名へ増えたので、部員の保護者にもカレンダーへ入ってもらっています。
行事によっては保護者の出欠をチェックリストで確認したり、遠征や合宿などの持ち物についての確認事項にもチェックリストを使っています。

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—— TimeTreeを使ってみて変わったことや良かったことはありますか?

スケジュールを共有しておくことで、選手たちが自身のモチベーションのマネジメントができるようになりました。
少し古い体制ですと、その場で言われたことを嫌々ながら、こなしていくことになりがちです。そうなるとその時間の集中力は低くなり、けがに繋がったり、成長の割合が少なくなるように感じていました。
僕は部員自らが困難や問題に取り組む姿勢を身につけたい、と考えます。気持ちの面でも「準備」というのがキーワードになっています。

また、ラグビー部にはメディカルスタッフもたくさんいます。練習試合などのスケジュールを事前に把握することで、スタッフ間の連携もとってくれるようになりました。

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部員それぞれがカレンダー上で自分の時間を見つけ出し、成長のために勉強をするものもいれば、個人練習をするものもいます。また、生徒会活動や他のクラブ活動に参加するものもいます。
僕は、ラグビーや勉強が真ん中にありながらも、様々な行事や活動に従事することは社会に出てからの必要な能力になると考えてます。「色々な体験をしてもいい」という態度を示し、応援しています。

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もう1つ、カレンダー導入後、保護者からの理解を得やすくなったと思います。
部員の9割以上が寮生活をしていることもあり、彼らが今どんなことをしているのかを保護者に知ってもらうことが、安心感にもつながっています。
部員だけではなく、その背後にいる保護者とのコミュニケーションを円滑にすることも僕にとって大切なミッションです。

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—— TimeTreeでは「明日をちょっとよくするために」をテーマに掲げています。春助さんご自身が、明日をちょっとよくするために心掛けていることはありますか?

ラグビー部の仲間たち100人程度、それぞれの考えを確認することが僕の一番の安心です。なので、多くのコミュニケーションをとることが「明日をちょっと良くするために」行っているアクションかな。

「マネジメント」という言葉は、少し方向性を間違えれば「コントロールする」ということになりかねませんが、「みんなのやりたいことをできるだけ多く叶える」ということがチームマネジメントだと僕は考えています。
これからもハッピーコミュニケーションを心がけます。

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—— 今後どんなことにもっと時間を使っていきたいですか?

スケジュールの管理は、今後も間違いなく必要です。
優先事項を常に考えながら行動をしていくのに、TimeTreeは欠かせない。僕個人のスケジュール、ラグビー部のスケジュール、家族のスケジュール、どれだけ自己のライフバランスをとりながら生きていくかを考えていきたいです。

「他人を幸せにすること」こそが僕の幸せです。そのために「どんな自分にチャレンジできるか」を考えていきたいと思いますし、その姿勢がスケジュールから仲間たちへ伝わればいいなと。そして、僕の一方的なものではなく、選手、スタッフ、保護者、様々な方からの思いを相互交換する場にしたいです。

人は「思い」が行動を生みます。それがTimeTreeから感じられればいいな。
まさに木のように根の部分をスケジュールとしたならば、それによって生まれる幹・枝・葉・実・花が生い茂る。そして、その木の集まりがさらに森となすことを信じて、自分の影響を与えることのできる仲間たちと素晴らしい結果を生み出したいと思います。

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ほかのTimeTree Peopleはこちらからご覧ください

001 Honami
002 Narumi
003 Takumi
004 Ryo&Chiemi
005 Watanabe Family
006 Kazuma&Risa
007 Kamegai Family
008 Sayaka
009 Satoko


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