段ボールって実はコスパ最強の箱なんです。その理由を解説します。
段ボールを売っているから分かるコスパ最強の理由とは?
今ECサイトからクリック一つでものが届く時代になり、ますます包装や段ボールといった品物を安全に届ける為のものが必要不可欠な時代になりました。
この段ボールの業界にいて感じた事は、代替するものがないので、紙の業界って変わらないなという事です。
紙以外で物を包むとなれば、強度の問題や、費用の問題で段ボールを上回る素材がないです。
そして、段ボールより、安くて便利なものがあれば既に別のものが流通していたはずです。
中でもプラスチックの箱は丈夫で、何度も使えますが、環境問題も取り沙汰されていたり、初期コストがかかる等なかなか手が出しづらい面があります。
段ボールには色々なタイプがある
大きく分けると
・A式段ボール
・B式段ボール
・C式段ボール
・N式段ボール
のような形式が違う段ボールがあります。
A式段ボールとは、最も私たちの身近で目にするミカン箱の形をした段ボールです。
裏表にフタがあって、テープでとめなければなりませんがコストは一番安いです。
B式段ボールは、底が組めるようになっている為、上だけをテープで止めればOKなものです。
※しかし、組箱にする為には段ボールを製造する機械に、【木型】と言われる型抜きするものを使う為、初期費用は最低でも数万円する事を頭に入れておかなければなりません。
よくキャラメル箱等、比較的小さい箱に使われたりします。
次にC式の段ボールですが、フタと身という上から被せる形になる段ボールがあります。
特徴としては額縁や、太陽光パネル等平たい物を入れたりする事が多いです、
これは型抜きをフタと身に対して使用し、木型代がそれぞれにかかってきます。
一番デメリットになるのが、場所をとるという事です。
通常の段ボールとは、違い、既に組まれた状態でかさばってくるので、スペースがない場合等はオススメしません。
N式段ボールとは?
画像ソース元
https://www.bestcarton.jp/guide/hakokeishiki/n.html
よくイチゴの贈答用の箱や、携帯電話を買った時に使われる組み込み型の段ボールになります。
この箱は段ボールシートを【木型】と呼ばれる抜く機械で加工し、作成されます。
ですので、このN式での段ボール作成は初期費用として木型代がかかります。
※あとから寸法を変えたいと言っても、木型を再度作らないといけません。
綺麗な箱を作れる反面、こういった後でやり直しができない箱になります。
大きい箱には適さなく、多くは表面に印刷が入っていたりします。
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