シンママ必見の行政サービス

みなさん、行政サービス受けてますか? 調べてみると、国や自治体は各種さまざまなサービスを提供していることが分かりました。しかし、ひとつ注意しないといけないことがあります。それは「自分から問い合わせすることが最初のステップ」であることです。

残念ながら、国や自治体から「大丈夫ですか?」と尋ねてくることは100%ありません。行政サービスの基本は「申請」です。面倒ですが、現状はこうである以上、従うしかありません。個人的には、こういう申請を代行してくれるサービスがあると便利なのにと思いますが・・・。

手厚い行政サービス

調べてみると、シンママ向けサービスは結構あります! (詳細は厚生労働省のHP:こちら) 詳細資料を見ていただけば分かりますが、国は結構いろんなこと考えてくれてます。ただ、これが本当に必要な人に届いているのかは疑問ですが・・・。

子育て・生活支援
○母子・父子自立支援員による相談支援
○ヘルパー派遣、保育所等の優先入所
○子どもの生活・学習支援事業等による子どもへの支援
○母子生活支援施設の機能拡充 など

就業支援
○母子・父子自立支援プログラムの策定やハローワーク等との連携による就業支援の推進
○母子家庭等就業・自立支援センター事業の推進
○能力開発等のための給付金の支給 など

養育費確保支援
○養育費相談支援センター事業の推進
○母子家庭等就業・自立支援センター等における養育費相談の推進
○「養育費の手引き」やリーフレットの配布 など

経済的支援
○児童扶養手当の支給
○母子父子寡婦福祉資金の貸付
就職のための技能習得や児童の修学など12種類の福祉資金を貸付 など

各種経済援助

そして、経済的な支援を行うため、支援給付金等も豊富です(詳細は厚生労働省のHP:こちら)。列挙すると、こんなにあるんです!

ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業
母子家庭等就業・自立支援センター事業
ひとり親家庭の在宅就業推進事業
母子・父子自立支援プログラム策定事業
高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
母子家庭等自立支援給付金事業

この他にも相談窓口関連も以下のように事業化されています。

ひとり親家庭への相談窓口の強化事業
ひとり親家庭の方のための就労による自立に向けた支援

これを知ってるだけでも得した気分になりませんか? そして面白いことに、説明文の最後には必ず「利用の可否については、お住まいの自治体にお問い合わせください」という文章が並んでいます。まずはとにかく問い合わせすることが大切です!

なぜ申請方式?

ここでひとつ疑問が湧くと思います。「なぜ、申請しないといけないの?」です。理論的には、誰がシンママなのか行政は把握可能なはずです。なぜなら、戸籍でその情報が分かるから。ですから、行政側から必要なサービスを自動的に提供することは可能なはずです。しかしながら、現状は申請しないとサービスが受けられません。

私は「行政はサービスを提供したくない」のではないかと考えます。なぜなら、お金がかかるし手間がかかるから。予算を組むにはいろんなサービスを準備したほうがいいです。しかし、実際に行うには専門的な知識を持った人材が必要ですが、現状は人手不足だと思います。

これを打開するためにも、面倒ですが「まず住んでいる自治体に問い合わせる」から始めましょう。問い合わせる人が増えれば、自治体もこれは本当に必要とされているサービスなんだと、改めて認識して行動が代わってくると思います。

何事も一歩目が大事です。少しの勇気を持って、コツコツ進んでいきましょう!



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