時乗浩一郎

音楽関係の仕事をしてます。プロデュース、編曲、原盤制作を、中心に、アーティストA&am…

時乗浩一郎

音楽関係の仕事をしてます。プロデュース、編曲、原盤制作を、中心に、アーティストA&R、作詞、作曲、アーティスト育成、など色々やっております。 音楽を中心に綴ります。

最近の記事

森口博子さん「ANISONCOVERS 2」リリース!

森口博子、大人のためのアニソンカバーアルバム「ANISON COVERS 2 」。森口さんの39回目のデビュー記念日の8月7日にリリースになりました。 森口さんが司会をなさっているBS11のTV 「Anison Days」と言うTV番組で、自らもアニソンのカバーを既に300曲ほど歌われてきた彼女ならではの選曲のアニソンカバーとセルフカバーも含む全10曲。1980年代から1990年代にかけて発表されたアニソンの名曲がずらり。 私はアルバム全10曲トータルのサウンドプロデュ

    • 藍坊主ミズカネ〜みなぎるシルバー〜

      藍坊主の2010年にリリースされた5thアルバム「ミズカネ」のリバイバルライブツアー、aobozu TOUR 2024 OTOMOTO 〜みなぎるシルバー〜のツアーファイナルにお邪魔してきた。10本のツアーのファイナルとあって、演奏の完成度、熟成度、メンバーの熱量も、ファンの方の藍坊主愛もMAXな感じ。 彼らとはインディーズデビューの頃から制作を手伝い、2006年メジャーデビューの時からガッツリ制作を一緒にやるようになり、この「ミズカネ」はプリプロからスタジオにこもり、アレ

      • 入日茜LIVE『夕焼けシネマscene16 ~縁 enishi~』✨

        入日茜、恒例になってきている年末のワンマンライブ。今年はcelloで森田香織さん、コーラス&演出であべさとえさんというシンプルで尚且つ豪華な布陣でした。 森田さんのcelloは、緊張感のあるピリッと張り詰めた冬の朝のような音色で、そして曲によってはとても情熱的に歌い上げ、入日茜の世界観をとても広げてくれます。ソリスト同士の対決のような緊張感。 入日と同郷のあべさんは、自身もシンガーソングライターで、とても柔らかい印象の人ですが、映画や脚本などにも活動の幅を広げているとても

        • ありがとう、空想委員会

          空想委員会ラストワンマンライブ 解散式~委員長ありがとう!~ 於:下北沢シャングリラ 空想委員会のラストライブ、最高でした。 ありがとう、岡田くん ありがとう、なおや そしてほんとうにありがとう、三浦くん やっとお別れが言えた気がします。 今年2023年4月に41歳の若さで旅立った三浦くんのお別れ会も兼ねたライブでしたが、彼ららしくとても楽しく、湿っぽさもない三浦君の声の良さを、楽曲の良さを、改めて感じました。もちろんファンの中に は一曲目から号泣している方もいまし

        森口博子さん「ANISONCOVERS 2」リリース!

          森口博子さんとの作品作りについて〜その1

          5月24日にリリースされた森口博子さんのアルバム「ANISON COVERS」のことについて書きたいと思ったのですが、その前に森口さんと仕事を一緒にやらせてもらうようになったきっかけの曲「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中 」について書いてみようと思う。 森口さんと初めてお仕事を一緒にさせてもらったのは、2015年にリリースした30th Anniversary Single「I wish 〜君がいるこの街で〜」のC/Wとして、収録された森口さん自身のセルフカバー

          森口博子さんとの作品作りについて〜その1

          本田“POM”孝信バースデイ&作家デビュー29周年ライブに寄せて

          先週末の本田“POM”孝信のバースデイ&作家デビュー29周年ライブにキィボードとして参加させていただきました。 初めて知り合ったのは作家としての彼だったので、彼とのお付き合いも29年ですね。 (最初に30周年と言われ気合入れて臨みましたが、29周年というなんとも中途半端な。。。それも本田氏らしくて笑いに変わります。^_^) 後に彼が作ったバンドcan/gooを2000年頃に紹介され、一緒にプロデュースさせてもらい、それからの長い付き合いになり今に至ります。 いつもの can

          本田“POM”孝信バースデイ&作家デビュー29周年ライブに寄せて

          藍坊主「月の円盤」

          最近のお仕事より紹介させてください。 少し前になりますが、5/24にリリースになりました、藍坊主「月の円盤」。こちら、メンバーと一緒にサウンドプロデュースさせていただきました。 彼らとは2003年のインディーズデビューの頃からの付き合いで、彼らがまだ10代のとんがっていた頃。笑 今は、素敵な音楽人で、その音楽、バンドに向かう姿勢、特に自分達の音楽とファンに誇りを持って前に進んで行く様には、こちらの身が引き締まります。 彼らのメジャーデビューから何作か一緒に作りましたが、僕も

          藍坊主「月の円盤」

          ありがとう、空想委員会、三浦くん。

          空想委員会、Vo&Gtの三浦くんが、3年間の闘病の末、亡くなりました。とても残念で悲し過ぎます。 2011年のインディーズデビュー、2014年のメジャーデビュー、そしてバンド休止後の2021年のソロアルバム、そして空想委員会の再始動アルバム。 節目、節目はいつもきっかけを作らせてもらって、制作ディレクターやアレンジャーとして一緒に音源を作ってきました。 彼と彼のバンドの楽曲、歌詞、サウンドが好きだったし、もちろん才能も感じていたのは大きいですが、三浦くんの朗らかな人柄が大好

          ありがとう、空想委員会、三浦くん。