思いがけずジェンダーの話が多かった週末
2023.3.10
久々の南雲先生の診察。
栄養指導かと思って緊張していたけれど
術後の患部の診察だった。
血が溜まっているとかはないし、非常に経過がいい。
私自身、困った自覚症状はない。
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経過が良くない人は息苦しくなったとか、背中の方に向かってアザができたと言ってたけれど、私はそういうのはなかった。
↑ 一年に一件あるかないかの非常に稀なケースだそう @患者会
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もう術後投薬を開始してもいい状態なので、豊川市民病院宛に紹介状(手術と病理検査の結果)を書いて今日持たせてくれる、と。はやい。
そしてそれとは別に病理検査の結果を私にもくれた。
切除した胸の断片を染色して癌が取れているか確認したもの。
見せたり、くれたりしないものだと思っていたので
嬉しい。(診察の時の会話だけだと理解しきれないから)
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紹介状ができるのを待っている間、またもや患者会の部屋で雑談。
たまたま同じ地域から通院していて、主治医も同じ人がいたので自己紹介しあった。その人とは乳がんのタイプや投薬の内容が全く同じだったので、今後の投薬と副作用との付き合い方のことなど教えてもらえた。
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患者会の理事長チエコさんが、お父さんの精巣近くにできた血液がんの付き添いで診察に立ち会った時のことを話していた。
乳がんはすぐ切るというのに、精巣は放射線とかの切らない治療が当たり前のように先に出てきた、と怒っていた。
精巣だって、切ってシリコン入れればいいのに、それを先生に言ったら「そんな風に考えたことがなかった」と。
経済的な主導権とか、治療への心理的な影響、、、ジェンダーバイアスがあるのでは、、とうすうす思っていたけれど
12年も癌と患者会で多くの患者さんと付き合っているチエコさんの言うことは説得力が大きくて重かった。
乳がんの再建手術がまだ保険適用でなかった頃、家庭内で経済的な主導権を握ってきた男性には切らない手術が高額だったとしても選択肢に入ってきてて、養われた主婦の立場だと100万円近い治療費をかけるという選択肢を取れず、泣く泣く切りっぱなしに、、、それが繰り返されてきて「こういうものです」となったという絵が浮かんだ。
私はたまたま名古屋まで行って再建、ということになったけれど、住んでいる街には切除をする病院はいくつもあるけれど、形成外科が併設していないので再建もできる病院がない。。。中核市で人口37万人もいるのに。。。
現在全切除が半数、部分切除が40%、再建は10%程だそう。
チエコさんはこういうデータが全部頭に入っていて
金曜日の夜に南雲先生と今度StandFMで番組をやると言ってて
5月には勉強会もやると言ってた。
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病院の近くに、ビーガンの中華料理屋があるのを発見して、今日のランチは「大豆ミートの酢豚」とあったので入って食べた。ビーガン志向じゃないけれど、大豆ミートの成形と味付けに興味があったので。
私は豚肉の脂身が苦手なので、大豆ミートの出来云々より、脂身に怯えず酢豚を食べれたのが良かった、という感想。
2023.3.11
今日は風がなく、暑くも寒くもない素晴らしい日。
庭にずーーーっと放置していた「乾かした雑草」を全部燃やした。
抜いてから半年くらい放置してたかも・・・
大きな雑草の山が三つできていた。
空気穴をあけた一斗缶に少しずつ入れて
マッチ一本で着火
カラカラに乾いていたのですぐに燃えた。
長い枝やツルは一斗缶に入らないので
短く切って、少しずつ丁寧に燃やした。
何時間かずーーーっと。
焦って一気に突っ込むと火柱が上がるので怖いけれど
小枝を数本ずつ、少しずつ入れるとそうでもない。
こういうのを「慣れ」っていうのだと思う。
家の中にいるとデジタル機器をずっと触ってしまうけれど
今日は枯れた草と火と煙と付き合ってて
今の季節は蚊がいないので、こういうのには絶好だった。
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50歳を過ぎた私の、見ていることと考えていること
淡々と日記を綴ります。私の日記のトピックが、人生の楽しみやよりよく生きるヒントに繋がれば幸いです。 シングルマザー | 第二の人生 | 乳…
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