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初対面の相手と深い信頼関係を築くための3つのテクニック

初対面の相手とある程度会話が続いたら次は相手との信頼関係の糸口を築く3つのテクニックです。

その①は相手の話の要所要所に「うなずき」や「相槌」を打ちながら相手の好印象を掴んだら、その先の会話をスムーズにするためにお互いの共通点を見つけることです。

さりげなく自分の個人情報を会話にちりばめて相手との共通点を探りましょう。

出身地の話や、好きな趣味、贔屓のスポーツなど相手との共通点が見つかればシメタものです。

共感できる部分が多いほど関係は安定し、緊張していた空気がほぐれることでしょう。

その②は相手の口癖から性格を読み取ることです。

人の口癖にはその人の性格が表れます。
何気ない会話の中にも気を付けて聞いていればそれなりの鍵となる言葉が発せられています。

例えば「一応」とか「とりあえず」は、自分が言っていることに自信が持てない場合が多く、自分の弱点を隠そうとする防衛反応の表れと推察できます。

反対にやたらと「絶対」を連発する人は口だけのケースが往々にしてあるタイプで、相手の関心を引き自分を大きく見せたいという見栄の表れだと思われます。

「絶対」を連発する人はあまり信頼しない方が無難です。

「でも」「だって」「どうせ」「だけど」などのD言葉が口癖の人は、きちんとした反対意見を述べることもできず。重箱の隅をつつくように文句を言うタイプで、責任転嫁をしやすい性格と思われます。

以上のような口癖の相手とはある程度距離をとった付き合いがおススメです。

その③は「ゴマすり」です。

「ゴマすり」というとあまりいいイメージがない人も多いと思いますが、特定の人に好意を得ようとする迎合行動と考えれば、いまだに日常的に行われている立派なコミュニケーションツールなのです。

「ゴマすり」には状況に合わせて4つのパターンがあります。
①賛辞:お世辞を言って相手の自尊心を高めます。ただし的外れのお世辞は逆効果になりますので相手の言動をよく理解することがポイントです。

②同調:相手の意見に同調して好印象を与えます。ただし繰り返すとわざとらしくなるので要注意です。

③親切:相手の行動に注意してさりげなく気を配って親切にします。相手に「自分は特別」と思わせたらしめたものです。

④卑下:「ゴマすり」の典型的スタイルに見られる「自分を卑下して相手を持ち上げる」ことです。ビジネスシーンだけでなく日常的に使われる手法ですが、やりすぎると嫌味に聞こえてしまうので常識的な程度に抑えておくことが大切です。

以上、「お互いの共通点を見つける」「相手の口癖から性格を知る」「ゴマすり」の3つのテクニックを紹介しました。

いずれも多くのトップセールスマンがご存じだと思われるテクニックですが、日常の生活における人間関係にもおおいに活用できるものだと思います。

参考書籍:「まんがでわかるワルい心理学」

▷次回は「苦手な相手と付き合う方法」です。



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