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2023 ドラフト候補リスト - 【社会人野手編】🥳

社会人ていいよね。都市対抗っていいよね。
ドラフトの指名だけでなく、来年の都市対抗に行きたくなるように頑張って書きました。簡単でもいいので見ていってくれると嬉しいです。


また、その他ドラフト記事もいくつか書いているのでお時間あれば見ていっていただけると幸いです。

[上位]

ENEOS 度会隆輝 (横浜高校/21歳)

🎊ベイス1位🎊

#外野・二塁  #中長距離系スラッガー #吉田正尚系 

説明不要(と言いつつ一番長い)
遠投105m、50m6秒0、公式戦通算300打席で14本塁打(19歳~21歳でこれ)という驚異的な数字を持つ選手です。今年の野手セクター全体を通じてもトップクラスに評価されています。

横浜高校でも一年生の時から甲子園で代打で出場して光るものを見せるなど、高校時代から著名な選手の一人です。 進んだエネオスでも弱冠19歳からこの超強豪チームでスタメンを獲得、しかもクリーンナップ😲 で出るほどの素晴らしい選手です。

語り草となっているのは去年の都市対抗。
5試合21打数で4本塁打を放った活躍は何と言っても外せません。高校生と社会人では、投手のレベルは2ランク3ランク上でプロ注目ばかり、かつバットも金属から木製に切り替わります。そんな人たちを相手にこの4本のホームランというのはまぐれでは絶対打てませんし、仮に確変だとしても相当な実力がないと不可能な領域の成績ですね。まれに過大評価だ、という意見も目にしますが、正常性バイアスというか逆張りに近い領域ですね。

確かに今年の都市対抗に関しては、バイタルネットの江村投手に全く当てる気配もないような打席を連発し結構アラが見えたところがありました。しかし実力は折り紙つきで、高校時代から見せたそのコンタクトの強さは目を張るものがあります。

実際下記 Web サイト(安定のドラフト・レポート様)を見ても、公式戦の打率は年々上昇して3割を超えてきています。今年に関しては本塁打こそ少なくなりましたが、確実性も着実に上がっており、長打もちゃんとついてくるはずです。

加えてここにきて走力も上がっているし(6秒フラットだとか)、守備力も外野とは言え順調に成長してきていると聞いています。セカンドもやれます。パワーだけ飛び抜けたような選手ではないことは間違いありません!

まだ21歳ですから今後内野で育てていくということも可能なのかもしれません。いろいろと夢が膨らむ選手です。
これだけの選手ですからプロのチームに入っても一年目からスタメンを取ることも期待できますし、そこまでいかずとも早いうちから出てくることが予想されます。

よって得点力の向上が必要なチームからは指名があると思われます。具体的には中日を筆頭に、西武、日ハム、あるいはロッテあたりになるかなと思います。(佐々木麟太郎選手の動向次第で全然変わってくると思いますが・・・)

参考:

しかも、先日はベイスターズとの練習試合で、1番サードでの出場。これはENEOSさん、だいぶ華を持たせましたね。内野セクターでも俺が野手で一番だと言わんばかりの、、夢広がりまくるやんけ🤤

[中位~下位]

三菱重工EAST 津田 啓史 (横浜高校/21歳)

🎊中日2位🎊

#遊撃手 #身体能力 #アスリート系 

この選手は都市対抗後に調べ物をしていて発見した選手なので、実はあまり多くの情報は知りません。しかし、見れば見るほど獲得したらいいんじゃないかと思う選手です。素晴らしいですね。

彼は度会選手の横浜高校の同期のようです。高卒三年目のショートで、遠投105m、50m 5秒9の瞬足を持っています。極めて身体能力も高いようです。

チームは三菱重工WESTという強豪ながら、高卒一年目からスタメンで出場しています。身体能力だけでなくプレイヤーとしての総合力があることが示唆されます。

社会人成績をレビューしてみると、打率は.275, 本塁打 2 の、盗塁 13. OPSでいうと .760 です。高卒3年目にしては十分すぎますね。 BB/K = 14/33 = 0.42 とやや及ばずですが、まだ若いですし打率も残っていますから、確実性を上げていけば、大型のショートになれると思います。仮に将来的に守備面でNPB水準に達しなくても、身体能力の高さから外野転向などでも期待できる選手です。一押しです!

NTT西日本 泉口 友汰 (青山学院大/24歳)  

#遊撃手 #総合力マジ高い
🎊巨人5位🎊

井端さん激推しのショート。大阪桐蔭ではいわゆる根尾世代の一つ上の選手で、ご存知の方も多いかと思います。フットワークやグラブさばき、安定した送球などに定評のある選手です。

大学時代は青山学院大学で、入学時は東都二部ながら一年生時からほぼすべての試合で出場し、通算の打率は3割を超えていました。4年時に一部に上がっています。打率こそ2割前半に落ちましたが、長打率に改善があり、年次が上がるにつれて打撃力の向上も見られました。

さて、社会人時代の成績もレビューしてみたところ、公式戦の打率は3割を超えますし本塁打も5本も放っています。このことからも打撃の面でも決して劣っていることはないかなと考えています。ただのユーティリティでは終わらないと思います。1年目からある程度打てそう。
なのでショートのスタメンに強打の選手がいないようなチーム、例えば中日、楽天、日ハム、あるいはベイスターズや阪神などから指名はあるのではないかと思います。

[下位]

ヤマハ 相羽 寛太 (静岡高校/21歳)

#若手の守備型ショート #ユーティリティ

高い守備力が売りの高卒3年目のショートです。
ただし打撃には課題が残ります。

高校通算はおそらく13本程度?のようです。打率は社会人の公式戦通算でも2割前半といったところです。U-23の代表にも去年選ばれていましたが、ここではそこそこ活躍して打率は3割1分6厘という結果が残っています。

まだ正直打撃の方はプロレベルには至っていないとは思いますが、守備に関しては相当定評があり、守備固めなどで早くから1軍で出場したり、あるいは二軍で打席経験を積んだりしながら実力を上げて、20代中盤ぐらいからスタメンを取ってくれればいいというような選手が欲しいチームにはおすすめかなと思っています。

なお50m走や遠投などのデータはどこにもありませんでした。こういった選手は可能ならば身体能力がかなり高いようなところを見せてくれるとすごく嬉しいんですけれども、なくて残念。。

また、このタイプの選手は、悪く言えば小さくまとまってしまうリスクもあって、そうなるといつまでも守備固めのユーティリティプレイヤーの一枚ぐらいにしかならないので、獲得には注意が必要です。よって下位での指名かなというふうに私は想像しています。

[当落線上]


大阪ガス 三井健介 (立教大/25歳)

#打撃特化型 #オーバーエイジ即戦力

この人も大阪桐蔭の選手。大卒3年目。後述の古寺選手と同期になりますかね。人によっては中位ぐらいでの予想も見ます。
それも確かに理解できて、安定のドラレポ様を見ると、https://draft-repo.com/blog-entry-4042.html
六大学は立教大で通算9本、打率が2割前半とやや確実性が懸念されましたが、大ガスではかなり打っているようです😊
特に今年の結果では都市対抗で猛打賞、長打もそこそこ打っていて、打率も4割近いというところ。結果もついてきていざドラフトへ。

懸念は守備か。外野でもレフト専門なこと。あまり得意ではなさそう。50メートルも6.5 秒とずば抜けてはいません。(まあ50メートル不要説もありますが。。)
守備走塁での加点は少ないです。となると打撃型の社会人25歳、去年でいえば中日の福元選手と似た立ち位置。成長した今年の打撃を見れば指名はあってもおかしくないと見ますが、あった場合でも下位にはなるかと思います。

西濃運輸 城野 達哉 (中部大学/24歳)

#5打席連続本塁打 #肩もある

今年の春先の社会人のベーブルース杯という大会で5打席連続ホームランという超偉業を成し遂げたことから、一気にドラフト戦線の捕手カテゴリーで上位に食い込んできた選手の一人です🤤

さすがに5打席連続以降はホームランなし?でやや尻すぼみ。偶然では5打席連発は打てないでしょうし、素地は持っているのは間違いないですが、それ以降ホームランがないのはコンスタントに成績を残せるのかという観点で考えると、やはり懸念があるのかなと思っています。

ただ、彼に対する評価を見ていると、打撃能力だけでなく守備能力も充分及第点以上のものを持っているというふうに聞いています。セカンドスローは1.8秒との意見もあります。リードやブロックは何とも評価しがたいですが、守備面で大きな懸念はないかもしれません。
5打席連発のインパクトもあり、ぜひNPBで1年どれぐらいやれるか見てみたいです。

ENEOS 丸山 壮史 (早稲田大/24歳)

#めっちゃ打つ #過小評価

なぜかあまり話題になりませんが、この人も相当な成績を出している人です。強豪 ENEOS で渡会選手同様、クリーンナップを張る超強打の内野手です。一球速報さんを見る限り、公式戦でも去年は7本、今年は4本のホームランを放っています。お見事お見事アンドお見事🎍。

懸念は守備か。
ENEOS では主にファーストを務めているようです。
社会人卒のファーストというのは 結構打っても指名が厳しい カテゴリーではあります。去年の古寺選手とかもあれだけ打って指名ありませんでした。
ただ、彼は U23でセカンドを守っているなど、決して守備も全然ダメというわけではないようです。 なので守備力を鍛えつつ、この打力を買って指名する球団もあるかと見ています。

Panasonic 久保田 拓真 (関西大/24歳)

#パワー系捕手

183cm98kg の恵まれた体格の捕手。
関西大学では1年時から試合出場の機会を得てリーグ通算63試合、率.237、51安打、3本塁打。パワー系にしてはやや物足りないか。
セカンドスローは及第点の1.8秒台ぐらいは一応出ているようです。打つほうはある程度評判にはなっていますが、成績的にはあまり目立ったものは見られず、指名としては当落線上ではないか。

JFE東日本 山城 響 (富士大/24歳)

#内外野守れて結構打てるユーティリティ

二遊間と外野手を務めるユーティリティ性の高い選手
大学は青森の富士大学で、リーグ戦の成績が素晴らしい。大学通算は本塁打9本、OPSもほぼ 10割近い。BB/K の数値も非常に良くて”2.0”と素晴らしい値です。リーグのレベル的には、決して高いとは言えないので、参考にはなると思いますが 大学時代の成績は非常に優秀です。

さて社会人では、今年の都市対抗での活躍が外せません。
彼は補強選手として 都市対抗に出場し、1試合2本のホームランを放ちました。個人的にこの補強に選ばれることをプラスに見ています。というのも、補強はその地区で非常に優秀な選手が数名選ばれる程度で、多くは優秀な30近いベテランか精神的な支柱。若い選手はあまり補強選手に選ばれないんですけれども、その中で若いながら補強選手として選ばれ、かつ 見事な成績を出した言うのは非常に大きな評価に値します!

JR東日本東北 大西連 (履正社/21歳)

履正社高校出身の高卒三年目の社会人内野手です
高校時代はメインは2年秋以降の出場でしたが通算は26発とメモがあります。ただ残念ながら2020年に3年の代に当たり、甲子園は中止。アピールしきれず。

進んだ社会人、JR東日本東北では2年目あたりから試合に出ている記録が残っています。特に今年に入っては確実性を上げ、公式戦でも 32の11安打、 BB/K = 4/7 と2に近い優秀な成績。1年目、2年目は三振が多かったようですが、そこからの成長が見られます。
https://baseball.omyutech.com/playerTop.action?playerId=1116369&teamId=26377

懸念はファーストでの出場が多いことと、やや長打が少ないということ。
上記の一球速報さんの成績を見ると、OPSでいえば 7割6分ぐらいです(;’∀’) ファーストメインの選手となると、いくら21歳といえど、もう少し欲しいところ。

高校通算26本ならもっとやれそうですが、、まあ中日の土田選手などもNPBではあのような低いOPSなので、、高校通算だけでは何とも言えません。
これら総合的に考えると、個人的には指名は当落線上かなと。焦らず来年まで見るチームも多いのではと思います。

[もしかしたらあるかも]

こちらは社会人界隈で名高い素晴らしい選手たちです。
指名あってほしいと切に願っています。

Panasonic 山本 ダンテ 武蔵 国学院大/24歳

大阪桐蔭で甲子園にも出場している選手であるため、ご存知の方も多いかもしれません。大学は東都の国学院大学に進学し、2年時春に初ホームランを打ち、規定にも乗りましたが、、、
http://www.tohto-bbl.com/gameinfo/2019/1strecord_s.shtml

その後はコロナなどもあり、若干成績は途絶えながらも。。。
四年生時に見事覚醒!特に春は1シーズンで5本を放ち、その名を一気に伸ばしました。
http://www.tohto-bbl.com/gameinfo/2021/1strecord_s.shtml

秋は残念ながら2本とマークされた状況ではあまり打てませんでしたが、それでも東都1部で年間7本塁打は立派🤤。中日の鵜飼選手が同い年で、同年に8本打ってますから、 NPB でもそこそこ打てるんじゃないかと思っています。打力自体はプロに行ってもおかしくないレベルだと思っています。

ただ怪我は気になる。パナソニック入社後1年時にはトミージョンからのリハビリだと聞いていたので、怪我から指名を避けたのかもしれません。なお怪我明けの今年は打撃は好調のようです。打力が本当に高い。

懸念は守備ですかね。。指名打者での出場が多い。身体能力は高そうなのですが、守備に就けないような何かがあるのかとは思います。(まだ怪我が治ってない?)この点はやはりどうしてもマイナスとならざるを得ず、指名としては当落線上だとは思っています。ただ打力は間違いなさそうです😊

Honda熊本 古寺宏輝 関東学院大/25歳 推し!

解禁済みの大卒3年目ですが、この人は劇推しです。なんで指名しないんやNPB!!

大阪桐蔭、関東学院大卒のホンダ熊本の主力として都市対抗で2大会7試合で5発というアウトスタンディングな成績を出している選手です。 大学時代も通算のOPS1を超えています。

去年も指名されてもおかしくないなと思っていたのですが、残念ながら指名はありませんでした。おそらくファースト専門だからだと思います。だが考え直してほしい。ここ2~3年で円安が急に進んだこともあって、助っ人の質が下がってしまっています。今後も続くでしょう。
そこで無理に海外から呼び寄せるぐらいなら、ファースト専でも強打をなびかせる日本の若者に注目し、ドラフトでとるというのもありだと思うんですけどね🤔

ただ、今年の公式戦では夏ごろまでは1-2年目ほどの抜群の成績は残していませんでしたので、スカウトの評価は劇的な改善はないかもしれません。現実的に指名の可能性を考えるなら、高くはないのかもしれません。
ただ、劇推しです!!

その理由を数字でもう一度認識しよう

大学時代:200打数、通算8本塁打、OPS1 オーバー BB/K = 2.2
社会人:1年目4本塁打、2年目5本塁打、3年目3本塁打。1-2年目は BB/K =1

超素晴らしくない?🤔
NPBでも全然打てると思うんだけど。。

JR東日本 山内 慧 専修大/24歳

専修大卒の外野手。大学時代は途中で投手から転向した成果、4年時にようやく定位置をつかむ感じでした。成績としてはそこまで芳しくない感じでした。ただ、社会人に入ってからは大きな大会で成績を出しまくっているようです。

特に昨年、2022年の都市対抗では渡会選手、セガサミーの黒川選手(こちらも今年の候補)らと並んで若獅子賞を獲得しました。
今年の都市対抗も打率4割残し優秀選手をとったようです。遅咲きの選手、期待したいですね

日本生命 木倉朋輝 亜細亜大/24歳

星稜から亜細亜大という王道コースの内野手。
東都1部でも6本塁打は立派!実際に、昨年の公式戦では(全部のデータかわかりませんが)4割近く打っているようです。

今年も都市対抗予選ぐらいまではかなり打っていました。しかし残念ながらやや尻すぼみ傾向があり、かつ長打も多くないようなので、指名はあったらいいなあぐらいで見ています。あってくれ!



というわけで推しの選手は以上です。社会人のドラフト指名は10~15名強といったところ。現実としてこれら選手の中にも指名漏れはたくさん出る可能性のほうが圧倒的に高い😭 
NPBでやれると思いますので、最後の最後、編成のみなさま、ぜひ社会人の採用をお願いします🙇


最後までありがとうございました。
これから連休ですが、ワイはドラフト記事と動画作成、候補者の視察と大忙しでございます。またお目にかかれることを切に祈っています。

next!!

これから高校編やるぞ~。と意気込んでます。
9月末の提出者でおおよそのCheckはしていますが、記事用にいろいろ推敲していきます。

その後、下記のような記事が挙がりましたのでもしよければ。。なにとぞ


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