宝塚記念 予想

◉⑩ディープボンド


前走の天皇賞・春では3、4コーナーで先に仕掛けて一頭抜け出す形で直線を迎えましたが、最後の最後にジャスティンパレスの決め手に敗れてしまいました。ステイヤー気質なのはこれまでの成績からも推測できますが、あと一歩のところで負けてしまうのは、距離があっても他の馬にも脚が残る展開となった時です。昨年の宝塚記念はパンサラッサが逃げ、タイトルホルダー、ディープボンドが続いて追走していました。道中もかなり速いペースで流れて他の馬も脚が溜められない展開で、スタミナと持続脚を生かすこの馬にとっては追い風だったと思いますが、マークしたかったタイトルホルダーが3枠6番で、ディープボンドが 7枠15番とかなり離れていたこと、何としてでも出して行きたかった分出ムチも入れて脚を使った分、最後は苦しくなってしまいました。

昨年の天皇賞・春(8枠18番)、宝塚記念(7枠15番)、有馬記念(8枠16番)と先行がほぼ必須なこの馬が外枠ばかり引いてしまい、いずれもスタートで脚を使わされてしまったのはこの馬にはかなりの悪条件でした。阪神大賞典も外枠(8枠13番)だった上に道中がスローペースで瞬発力勝負になり、この馬には不向きな展開でした。

今回の宝塚記念は逃げ候補のユニコーンライオン、ドゥラエレーデがディープボンドより外枠にいることから、内目の先行馬に食らいつきながら先行するのではなく、外を見ながらスタートできそうなので、ある程度の余裕ができると見ています。(もちろん、ユニコーンライオンとドゥラエレーデが押して押して主張していった場合はこの限りではありません)。かつドゥラエレーデ陣営は軽斤量を生かしたタフなペースを作りたい旨のコメントをしているので、逃げるにしても、番手につけるにしてもそれなりに道中は流れる、つまりディープボンドにとって有利な展開になると予想します。

後は仕掛け所で、3年前の宝塚記念でクロノジェネシスに騎乗した北村友一騎手の仕掛けたタイミング、3コーナー直後の地点が理想かと思います。

ここまで本当にあと一歩の所でG1勝利を逃してきていますが、諸々のタイミングが合えば勝てる可能性は大いにあると思います。この人馬の勝利を切に願います。

〇⑤イクイノックス
▲③ダノンザキッド
△⑨ジャスティンパレス
△⑪ジェラルディーナ
☆①ライラック

〇イクイノックスの評価は無理に下げることはできないのでここは素直に対抗、ダノンザキッドは初の2200mですが、これまでの阪神芝適性の高さを評価しつつ、人気妙味もあるので▲、△ジャスティンパレス、ジェラルディーナは無難に抑えると言った感じですね。☆ライラックは叩いて良くなっていくタイプかと思っていて、かつ展開次第で突っ込んでくる可能性もありそうです。

現時点では◉単複と、〇とのワイド、馬連が本線になるかと思います。いつもの印3連複BOXも視野に入れています。

当日のパドック、返し馬後の追記はできない可能性が高いです。ご了承ください。

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