こんばんは、2021年1月1日の私です

あけましておめでとうございます。

シンプルに、今の私が何をしているかと言えば、2020年1月1日放送の嵐にしやがれ元日スペシャルの録画を再生しています。
ようやくお正月の気分になってきました。

2020年の1月5日の私は、「寂しい」と言っていましたが。
その約3か月後には緊急事態宣言が発令。
東京オリンピックの延期が決定。
ゆっくりと飲み込まれていく”日常”を、ただ茫然と眺める日々が始まりました。

北京公演の中止。アラフェスの延期。
そして発表されていなかった、嵐のあらゆるプロジェクトが、
私たちの知らぬところで儚くも崩れ去りました。
大切な人も亡くなりました。
悲しみに打ちひしがれる姿が、苦しくて、つらかった。
いちファンの私の何倍も、何十倍も、何百倍も苦しく、辛く、絶望する中。
激しく吹き付ける逆風の中を、嵐は一歩一歩、力強く踏み出してくれました。

休校が余儀なくされる中のインスタライブ。
聞いたことの無い新ルールで展開されたかるた大会はカオスを極め、
不安な心を吹き飛ばしてくれた。
手洗いダンスの歌声の温かさ。変わらない笑顔で、いつもの時間を思い出させてくれた。
まさかの最速カムバックを果たした「嵐のワクワク学校」。
必要以上に恐れず、今できることを着実に。
沢山の知識とアイデアと、勇気と元気を与えてくれました。
新たな才能を見せつけた、嵐の紙芝居。
マンガラングリーンベクーのことは一生忘れません。

数々のスポンサーを巻き込んだ合同プロジェクト、HELLO NEW DREAM。
自分達のデビュー曲をもってして、日本中に夢と希望をのぞみ続ける勇気を奮い起こしてくれました。

数々のイベントが失われる中で、嵐としてのいつも通りのクオリティのものを、次々と繰り出してくれました。
正直、追うので精一杯でしたよ。
寂しいなんて思う暇もないくらいに、沢山のことを用意してくれた。
Voyageでも語られていたとおり。寂しくてつらいカウントダウンにならないように。

「叶わなかった夢も、嵐の思い出です」

この台詞が嘘にもならず、安くもならないなんて。
心の底からの、迷いなき笑顔で口にできるこの人たちには、改めてお手上げだと思いました。

悔しい思いはたくさんしました。
あんな景色やこんな景色が、本来見れたはずなのになぁなんて考えたらキリがありません。

でも、それでも、良かったと思えています。
嵐を好きでいてよかった。
最後の最後まで、見送ることができて良かった。

どんな状況でも立ち上がる勇気と賢さを、彼らはしっかりと示してくれた。
揺るぎない愛を示してくれた。
先の見えない悲惨な時代、だけど、まだまだ世界は終わらない。

いつか、また会える日まで。

その歌声に、笑顔に、また会いたいと、こんなにも温かく穏やかな祈りを胸に抱けるとは思ってもみませんでした。
嵐、すごかったよ。
あんたが愛した嵐って、やっぱりすごかったよ。
しがみついてきてよかったね。

寂しい。もちろん寂しいです。
だけど、私も一歩一歩、頑張っていこうと思ってるよ。
大丈夫、また会えるから!

嵐のファンで良かった。
こう思える未来にたどり着けて幸せです。
明日からもまた、未来に向かって激しく突き抜けるぜ。

心からの感謝を込めて。