最近の記事

映画評「DAU.ナターシャ」

ロシアで上映禁止。ソビエトの秘密研究都市を丸ごとセットで再現。スタッフキャストが何ヶ月もそこで生活。全ての設備、紙幣、食堂レシピ、服下着、化粧品に至るまで当時の物を使い、短時間入所者の医者、修理人等にまで当時の服装に着替えることを要求。前代未聞の環境で作られた映画プロジェクト第一作「DAU ナターシャ」劇重鑑賞後ダメージ喰らうけど、 これからの時代生き残る覚悟に必要なものがある。 前半のウェイトレス二人の演技がすごいが露悪的過ぎない?と思っていたら最後の圧巻の尋問シーン(マジ

    • +19

      百貨店にふたりで(マンガ20p)

      • +15

        私のラッキーフレンド(マンガ)

        • 堤下の家

          1990年に亡くなった須田剋太は、司馬遼太郎「街道をゆく」挿画で有名だが 兵庫県の夙川のそばのアトリエで「こども絵画教室」を開いていた。 (最近、村上春樹もそこに通ったことを知った。ちなみに小学校も同じ。私はだいぶ年下) 指導は、奥さんとお弟子さんがおこなっていて、ご本人は時折やってきては、子供達の絵を褒めた。 私は子供の頃、そこで絵を習っていた。習うといっても部屋の真ん中に置かれた静物を好きに描くだけだった。子供の自由な感覚を生かす、という方針だった。 剋太さんはおかっ

        映画評「DAU.ナターシャ」