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【デッキ紹介】ウインマインヘルガー+「#伝説の飛翔オフ」参加レポート

おはこんばんにちは。
普段、旧裏面とか現行をちょっぴり触っているにわかポケカプレイヤーです。

一番好きなポケモンはウインディって言うんですけど、一番好きなポケモンはウンディって言うんですけど、そのウインディが活躍したとかしてないとかいう ADV-PCG 期(2003年冬〜2006年夏頃まで)のレギュレーションで、はじめてデッキを組んでみました。

早速、3/7(土) に開かれた対戦会「伝説の飛翔オフ」にて腕試ししたところ、運良く(?)4位入賞できたこともあり、せっかくなのでデッキレシピと結果をちょろっと書き残します。

伝説の飛翔オフ - しましまのポケカメモ

デッキコンセプト

寒天(@KantenMagichand)さんのデッキレシピから 100000% くらい影響を受けた《ウインディex (PCG5)》+《マルマインex (PCG1)》の組合せに、《ヘルガー (PCG4)》を加えた炎タイプ主体のデッキ。

《ウインディex (PCG5)》+《マルマインex (PCG1)》だけだと、どこかで息切れすると一気に捲られてしまいそうですが、《ヘルガー (PCG4)》の妨害があれば何とかなりそう…!
《マルマインex (PCG1)》は自ら場から退場できるし、ベンチを空けたい《ヘルガー (PCG4)》と何となく相性が良さそう…!

ADV-PCG 初心者のため存じ上げなかったのですが、《ウインディex (PCG5)》+《ヘルガー (PCG4)》の有名なデッキレシピもあるそうです。

【PCG】ウインディマインの検討&雷エネ型のデッキレシピ - ポケモンカード老害のブログ
PCG個別解説48 ヘルガー(PCG4) - ポケモンカード老害のブログ

デッキレシピ

ポケモン (15枚)

3: ウインディex (PCG5)
3: ガーディ (PCG5)
3: マルマインex (PCG1)
2: ビリリダマ (ADV4)
2: ヘルガー (PCG4)
1: デルビル (PCG4)
1: エイパム (PCG4)

ADV-PCG 期らしい、進化先のほうがちょっと太いライン。
ベンチをあまり並べたくないデッキなので、たねポケモンの数自体もやや控えめです。

メインアタッカーである《ウインディex (PCG5)》は、2エネ30点+ベンチ20点のワザ「かけぬける」、3エネ100点のワザ「かえんのうず」、HP120+ポケボディー「フレイムヒーラー」による微回復を兼ね備えた、攻守ともに優れたポケモン。
「かえんのうず」のエネトラッシュ要求を満たすため、自身をきぜつさせるかわりにトラッシュから5エネまで加速できる《マルマインex (PCG1)》のポケパワー「エネエネボンバー」を活用します。
「エネエネボンバー」は非exのみを対象とするので、《ガーディ (PCG5)》を進化させるタイミングには要注意です。

《マルマインex (PCG1)》のワザ「クラッシュバーン」も決して弱くはなく、《ビリリダマ (ADV4)》のワザ「じゅうでん」によるエネ加速を含めれば、先2で最大90点(30+20×3)を狙うことができます。
「クラッシュバーン」もエネトラッシュを伴うワザなので、バトル場で置物になったら「エネエネボンバー」で退場し、すばやく《ウインディex (PCG5)》に繋ぎたいです。

《ヘルガー (PCG4)》のポケボディー「ロンリーハート」は、自分の場のポケモンの数が相手よりも少ないときに発動する(サポーターを除く)トレーナーロック効果。
展開を《ホロンのトランシーバー》に頼った構築を止めたり、《ふしぎなアメ》による強力な2進化ポケモンの登場を阻止することができます。
「ロンリーハート」のためだけでも採用価値のある《ヘルガー (PCG4)》ですが、ワザ「かえんほうしゃ」も非exながら3エネ70点と頭一つ抜けた性能で、対ex系ポケモンを倒したり、相手の残りサイド2枚のときのアタッカーとして活躍します。

余ったボール系を実質1ドローに変えられるポケパワー「とりにげ」を持つ《エイパム (PCG4)》も、元のデッキレシピと同じく採用しています。
どのデッキにも採用されるタイプのカードではありませんが、ボールを多投し、かつ、ベンチを並べたくないこのデッキとはかなり相性が良いです。

サポーター+α (11枚)

4: ロケット団の幹部
4: TVレポーター
2: ホロンの科学者
1: バトルサーチャー

サポーター+《バトルサーチャー》の採用枚数が11枚と、かなり少ない構築になっています。
他人のデッキレシピでは、《ホロンのトランシーバー》を含めてだいたい15,6枚が相場みたいなので、それと比較すると4,5枚も少ないようです。

実際回してみると、やはりサポーターを打てないターンは何度かあって、確かに正直削りすぎた感も否めませんが、多投したボール系のおかげで必要な進化ラインを揃えることは見かけよりも難しくありません。
また、エネを毎ターン手張りできてさえすれば、《ガーディ (PCG5)》や《ヘルガー (PCG4)》でワンチャンマヒを狙いにいけるので、ある程度割り切っている部分もあります。

このデッキは《マルマインex (PCG1)》の「エネエネボンバー」の都合ですぐに《ウインディex (PCG5)》に進化させられないなど、手札にキーカードを抱えたままになることが多いため、ハンドリフレッシュではなく縦に引けるサポーターをメインに据えています。
また、《ヘルガー (PCG4)》の「ロンリーハート」を警戒して相手もベンチを出し渋ってくるので、相手の場のポケモンの数に依存する《ダイゴのアドバイス》は採用していません。

採用したサポーター3種は、いずれも「エネエネボンバー」と相性が良く、相手の手札を減らせる《ロケット団の幹部》は言わずもがな、トラッシュにエネを送れる《TVレポーター》、同じくトラッシュにエネを送りつつ、相手にサイドを与えたあとに《ホロンの科学者》で大量ドローする動きも有効です。
《ホロンの科学者》の場合、相手の手札が増えたままになりますが、《ロンリーハート》でトレーナーロックしている限りはどうにかなると信じる力が大切です。

一時期は、進化ポケモンを1枚サーチできる《ウツギはかせの育てかた》も2枚ほど採用していましたが、そもそも《ウツギはかせの育てかた》が手札に来るほどよく回るデッキではないこと、《ウツギはかせの育てかた》が手札に来る頃には進化ポケモンも立っていることが多いことから、現在は不採用にしています。

トレーナー (20枚)

4: スーパーボール
4: マスターボール
4: エネルギーリムーブ
4: 逆転!マジックハンド
1: ワープポイント
1: 暴風
2: 呪われたほこら

1進化ラインをすばやく立てるために、《スーパーボール》と《マスターボール》をフル投入しています。
《エネルギーリムーブ》の枠は、元のデッキレシピでは《ポケモンリバース》でしたが、《ヘルガー (PCG4)》を立てるまでの時間稼ぎとして、より相手の展開を遅らせられる方向に倒してみました。

《暴風》は、《マルマインex (PCG1)》の「エネエネボンバー」を使えなくする《封印の結晶》対策として、最低限の1枚だけ差しています。
《ワープポイント》は、相手のバトル場の対ex系ポケモンを下げたいときや、《暴風》0.5 枚分くらいの対《封印の結晶》カードとしても使えます。

スタジアムには、広く刺さりそうな打点調整カードとして《呪われたほこら》を採用してみました。
が、明確な仮想敵がいるわけではないので、安定性を優先してサポーターに変えてもよさそうな自由枠です。

エネルギー (14枚)

8: 基本炎エネルギー
2: 基本雷エネルギー
4: リアクトエネルギー

元のデッキレシピよりも《基本炎エネルギー》が1枚だけ多い配分で、《ビリリダマ (ADV4)》の「じゅうでん」用の《基本雷エネルギー》、《ウインディex (PCG5)》の「かえんのうず」用の《リアクトエネルギー》はそのままです。

《マルマインex (PCG1)》の「エネエネボンバー」で早々にエネ加速しようと思うとこれでもちょっと足りないくらいで、《TVレポーター》や《ホロンの科学者》でトラッシュにエネを送る余裕はそこまでありません。

「伝説の飛翔オフ」参加レポート

3/7(土)に都内某所で開かれた「伝説の飛翔オフ」対戦会に参加してきたので、各対戦の様子を簡単にまとめます(一部、記憶違いがあるかもしれません…)。
詳しいレギュレーションやルールについては、こちらをご覧ください。

❶ ミュウライボ 6-5🙆

(サポーターを除く)トレーナーロック効果を持つ《ライボルトex (PCG2)》の「でんじしょうがい」を筆頭にした強力なワザを、ポケボディー「オールマイティー」によりお互いの場のポケモン全員のワザが使える《ミュウex (PCG5)》で押し付けてくる雷タイプ主体のデッキ(という認識)。

メインポケモンがどちらも《ウインディex (PCG5)》の「かえんのうず」でワンパン圏内なので、さっさと立てて押し切りたいところ。
下手に《マルマイン (PCG1)》を場に置いてしまうと、相手の《ミュウex (PCG5)》の「クラッシュバーン」で《ウインディex (PCG5)》がワンパンされかねないので警戒しながらのプレイ。

お互いにトレーナーロックを成立させる展開となりますが、お相手が《ライボルトex (PCG2)》のワザ「メガショット」で《ウインディex (PCG5)》を倒し、トレーナーロックが解除されたタイミングで《マルマイン (PCG1)》の「エネエネボンバー」を起動。
この時点で残りサイドが 2-1 となり、《逆転!マジックハンド》によるエネ移動で一切ワザを打たせない盤面を構築するとともに、6エネくらいまとった最強の《ガーディ (PCG5)》が完成。

あとは《ウインディex (PCG5)》に進化して「かえんのうず」を宣言できれば勝利!、というところでなかなか触れず。
内心冷や冷やしながらも、《ヘルガー (PCG4)》の「ロンリーハート」によるトレーナーロックが効いたのか、最後まで《ガーディ (PCG5)》が倒されることなく、無事《ウインディex (PCG5)》に進化して勝ち。

❷ 封印サーナイト 2-6🙅

《サーナイトexδ (PCG9-S)》のポケパワー「ふういん」で相手のポケパワー・ポケボディーを抑えつつ、《サーナイトδ (PCG6)》のポケパワー「エネスイッチ」で《δレインボーエネルギー》や《ホロンのポワルン (PCG7)》を移し替えながら、相手のデッキに合わせたアタッカーをぶつけるバレット系デッキ(たぶん)。

初見のカードが多く、何をしていいかさっぱりわからない盤面。
《ラティオスexδ (PCG9)》のワザ「アイスバリア」の効果でこちらのメインアタッカーの攻撃は通らず、さらには《パルシェンδ (PCG9)》のポケボディー「ハードシェル」で《ウインディex (PCG5)》の「かけぬける」によるベンチ攻撃も防がれてしまいます。
おまけに《ラティオスexδ (PCG9)》のワザ「ハイドロスプラッシュ」は、弱点込みで《ウインディex (PCG5)》をワンパンできるときました。

《逆転!マジックハンド》×2 などで「アイスバリア」の効果を剥がしつつ《ラティオスexδ (PCG9)》を叩く機会を伺うものの、エネのついた《ウインディex (PCG5)》を用意する前にサイドをとりきられて負け。

❸ ジュペラミ 6-2🙆

トラッシュにあるサポーターの数だけ打点が増える、2エネ最大90点のワザ「かげのじゅもん」を持つ《ジュペッタex (PCG5)》による速攻型デッキ(らしい)。
《ヤミラミ (PCG8)》のポケパワー「ほりさげる」によって、能動的にサポーターをトラッシュに送ることができます。

《カゲボウズ (PCG8)》のワザ「かくせい」による進化で安定した速さを出せるデッキですが、こちらが一足先に《マルマイン (PCG1)》に進化したことで、たとえ《ジュペッタex (PCG5)》に進化されてもその返しにワンパンできる状況に。

《ヘルガー (PCG4)》の「ロンリーハート」によるトレーナーロックもあってか、しばらくお相手に《ジュペッタex (PCG5)》を用意させないまま、「エネエネボンバー」でエネを引き継いだ《ウインディex (PCG5)》でサイドを先行。
残りサイド 2-4 のところでお相手の《ジュペッタex (PCG5)》が立ち、ポケパワー「シャドームーブ」による打点計算ずれに頭を悩まされますが、最後は押し切って勝ち。

❹ バンギマイン 6-3🙆

非exながら非常に強力なワザスペックを持つ《わるいバンギラス (PCG3-B)》を、《マルマインex (PCG1)》のポケパワー「エネエネボンバー」によるエネ加速や、自分のサイドが相手よりも多いときに虹色3個分になる《スクランブルエネルギー》を使って動かすカウンター系デッキ(だと思う)。

5エネ120点のワザ「かみちぎる」で《ウインディex (PCG5)》がワンパンされたり、3エネ20点ばらまきのワザ「スピンテール」後に《超古代のワザマシン[岩]》で退化させられてサイドを複数枚とられる可能性があるなど、一度動かれると一気に敗北が近づく危険なマッチ。
《わるいバンギラス (PCG3-B)》自体が2進化で、特殊エネルギーへの依存度も高いことから、強力なサーチ系ポケパワー「マッハサーチ」を持つ《ピジョット (PCG1)》による展開を封じたいところ。

先攻のお相手は、これまた強力なサーチ系ポケパワー「ほしのねがい」を持つ《ジラーチ (PCG2)》のみのスタート。
返しのターン、「ほしのねがい」で手札に加えたカードを《ロケット団の幹部》で流すことに成功し、このままベンチが並ばなければ《ガーディ (PCG5)》のワザ「のしかかり」と《呪われたほこら》によるダメージでたね切れ勝ちか!? と淡い期待を寄せますが、当然のように《ヨーギラスδ (PCG6)》を出されます。
そのまま《ホロンの導師》で《ポッポδ (PCG7)》まで手札に持ってこられてしまうものの、お相手は《ヘルガー (PCG4)》の「ロンリーハート」を警戒したのか、《ポッポδ (PCG7)》がベンチに出されずにターンが返ってきたため、すかさず《ロケット団の幹部》で流します。

その後、先にアタッカーの準備が整ったのはこちら。
意気揚々とサイドを先行してみたものの、かえって《スクランブルエネルギー》込み5エネの《わるいバンギラス (PCG3-B)》の登場を許す結果に。
残りサイドは 3-3 に追いつかれ、相手の場には悪悪無の3エネついた《わるいバンギラス (PCG3-B)》+《ヨーギラスδ (PCG6)》、こちらはわずか《ヘルガー (PCG4)》のみの状況で、気づけばこちらがたね切れ負け目前まで追い込まれていました。

手札には《ガーディ (PCG5)》と《ウインディex (PCG5)》と《ビリリダマ (ADV4)》。
残りサイドも《マルマインex (PCG1)》の「エネエネボンバー」がギリギリ可能なラインですが、ベンチを1匹でも展開すればトレーナーロックを解除させてしまいます。
最終戦の疲れた脳ミソを振り絞って出した結論は、《ヘルガー (PCG4)》のワザ「にらんでかみつく」で2連マヒさせてからの「かえんほうしゃ」で《わるいバンギラス (PCG3-B)》を突破するという成功確率 25% の愚策

1回目、コインは
お相手は何もできずにターンを返してきます。

2回目、コインは
お相手は何もできずにターンを……返してこない!
ベンチに《トロピウスδ (PCG9)》を出し、ポケパワー「トロピカルヒール」により《わるいバンギラス (PCG3-B)》のマヒ状態を回復させます。何それ聞いてない!

そして、ついているエネの数だけ打点が伸びる《わるいバンギラス (PCG3-B)》のワザ「おしつぶす」を宣言し、60ダメージ。
あと1エネだけ手張りされていれば敗北というギリギリの状況で、こちらの番が返ってきました。

心臓は縮んだものの、計画通り《ヘルガー (PCG4)》の「かえんほうしゃ」で《わるいバンギラス (PCG3-B)》を倒します。
その後もお相手はまともな展開ができない様子で、そのまま押し切って勝ち。

結果

3勝1敗が2位〜5位で並び、とったサイドの合計で4位入賞でした!🎉🎉
はじめての ADV-PCG 対戦会で、結果を残すことができて大満足です!

「伝説の飛翔オフ」運営のしましま(@appletarte15)さん・ハンター(@245_SHEERCOLD)さん、対戦してくださった皆さん、調整を手伝ってくれたあさりのみそしる(@chipstar_shoin)さん、デッキレシピの礎となった寒天(@KantenMagichand)さん、改めてありがとうございました!

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