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「デッキ分布図つくるマシーン」の取扱説明書

はじめに

おはこんばんにちは。
シティリーグS2では入賞こそしたものの、それ以降さっぱり現行カードゲームに触ってないゆるふわポケカプレイヤーです。

ポケカエンジニア部記事も第4弾になりました。
今回開発したのは、オシャレ(?)なデッキ分布図をかんたんにつくれる、その名も「デッキ分布図つくるマシーン」です!

これは何?

ポケモンカードゲーム公式ホームぺージ「トレーナーズウェブサイト」のデッキ作成ツールを使って、下のようなデッキ分布図(デッキ使用率の円グラフ)をかんたんにつくれるChrome拡張機能です。
自主大会の参加デッキを一覧したり、シティリーグの上位入賞デッキをまとめる際などに、ご利用いただけると思います。

デッキ分布図_20210812173555

✓ 本拡張機能およびその開発者は、「ポケモンカードゲーム」「ポケモン」等の登録商標を有する各企業と一切関係ありません。
✓ 本拡張機能の利用によって発生した損害等について、開発者はその責任を負いません。

「そもそもChrome拡張機能って何?」という人に少し補足をすると、PC版Chromeにインストールできる小さいアプリのようなものです。iPhoneでいうところのApp Store、AndroidでいうところのGoogle Playストアに相当するChromeウェブストアでは、様々なChrome拡張機能が配布されています。

どう使うの?

1. インストール

まずはChromeウェブストアから「デッキ分布図つくるマシーン」をインストールしてください。
インストールは無料、外部サーバーへのデータ送信なども行わないので、安心してご利用いただけます。

インストール後、ツールバー右上の [ジグソーパズル] アイコンをクリックすると、現在有効になっている拡張機能の一覧が表示されます。
一覧から「デッキ分布図つくるマシーン」を探し、その右側にある [ピン止め📌] アイコンをクリックすると、ツールバーに「デッキ分布図つくるマシーン」がいつでも表示されるようになります。

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2. デッキ分布の入力

次に「トレーナーズウェブサイト」のデッキ作成ツールを使って、デッキ分布を入力していきます。

ここで、「デッキ分布図の“デッキ1個”=デッキ作成ツールの“カード1枚”と読み替えてください。
つまり、ある自主大会で《れんげきウーラオスVMAX》デッキを使った参加者が18人いたなら、デッキ作成ツールで《れんげきウーラオスVMAX》を18枚選択します。
通常のデッキ構築ではありえませんが、デッキ分布図をつくるために各カードが4枚を超えたり、合計枚数が60枚を超えても気にしないでください。

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また、デフォルトではデッキ分布図のラベルとして選んだカード名が表示されますが、カード画像下のテキストボックスから好きなワード(通称など)に変更することも可能です。
例えば、《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》を選択した際に、デッキ分布図では《三神》や《ADP》と表示させる、などの使い方が考えられます。

3. デッキ分布図の出力

ぽちぽちとデッキ分布を入力し終えたら、あとはデッキ分布図を出力するだけです。
ツールバー上の [デッキ分布図つくるマシーン] アイコンをクリックすると、デッキ分布図の表示されたポップアップウインドウが開かれます。

ページの適当なところで右クリックし、メニューから [デッキ分布図を作成] を選んでも、同様のポップアップウインドウを開くことができます。

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ポップアップウインドウ下部では、左からそれぞれ

✓ グラフのタイトル
✓ その他の割合
✓ ラベルのあり/なし
✓ 背景色のあり/なし

を変更することができます。
好みのデッキ分布図ができたら、[ダウンロード] ボタンをクリックしましょう。
しばらくすると、画像(PNG形式)のダウンロードが開始されます。

おわりに

あいかわらずめちゃくちゃニッチな用途ですが、人によっては便利な拡張機能かと思うので、ぜひ使ってみてください。
(私は環境分析記事などを書かないので、あまり使う機会がありません……)(何で開発したし……)(そういうところやぞ……)

使い方の質問や機能追加の要望などがあれば、開発者のTwitterアカウント(@tilanosaur)までお問合せください。
機嫌がよければ、できる範囲で対応する可能性があります。

また、今回開発した拡張機能のソースコードはGitHubにて公開しているので、作り方などが気になるエンジニアの方がいればご参考までに。(雑なコードなのであまりじっくり見ないでください)

最後までお読みいただきありがとうございました!

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