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【#W虹杯 使用構築】ウインディマイン【ADV-PCG】

おはこんばんにちは。
最近は Gym Leader Challenge (GLC) と呼ばれる現行レギュレーションを遊んでいる正真正銘の現行ポケカプレイヤーです。

このたび、ADV-PCGレギュレーションの自主大会「第二回いつかきっとダブルレインボー杯 (W虹杯)」に参加してきましたので、簡単に使用したデッキレシピとマッチアップを紹介します。

デッキレシピ

ポケモン (13枚)

4: ウインディex (PCG5)
4: ガーディ (PCG5)
2: マルマインex (PCG1)
2: ビリリダマ (ADV4)
1: エイパム (PCG4)

トレーナー (32枚)

4: スーパーボール
4: マスターボール
2: ポケモン図鑑
1: バトルサーチャー
2: 暴風
2: ワープポイント
2: 逆転!マジックハンド
3: ちからのかけら
4: TVレポーター
4: ロケット団の幹部
2: ホロンの科学者
2: クリスタルビーチ

エネルギー (15枚)

4: リアクトエネルギー
10: 基本炎エネルギー
1: 基本雷エネルギー

今大会では、2020年にADV-PCGを始めた当時から愛用している《ウインディex》を軸とした「ウインディマイン」を使用しました。
大会直前まで相手のトレーナーを制限できるポケボディー「ロンリーハート」を持つ《ヘルガー》入りの構築だったのですが、以下の2点からデッキを組み直しています。

✓ Tier 1&ダメージレースで不利な《わるいバンギラス》の構築から《ふしぎなアメ》が抜けており、トレーナーロックが刺さりにくい
✓ 《オドシシ》系統によるコントロール化でも回りやすい、シンプルな構築にしたい

以下、特徴的な採用カードについて、少し考えをメモします。

ポケモン図鑑 (2枚)

自分の山札を切る。その後、その山札の上からカードを6枚見て、好きな順番に入れ替え、その山札の上にもどす。

《エイパム》のポケパワー「とりにげ」と合わせて、山札の上から6枚見て好きなカードを手札に加えることができるカードです。
ゲーム終盤に腐りやすい《スーパーボール》《マスターボール》のバリューを上げることができ、最近特に気に入っているギミックの一つです。
このレギュレーションは、ゲーム終盤に《ロケット団の幹部》が飛び交う一方で山札を圧縮する手段に乏しいですが、不要な手札をトラッシュできる《TVレポーター》を強く使えるようになるのもポイントです。

また、現代ADV-PCG環境では、《オドシシ》の「つきおどす」で相手の手札にあるトレーナーをトラッシュする動きが強く使われていますが、《ポケモン図鑑》で山札の一番上に次に使うトレーナーを固定することで「つきおどす」をケアしながら重要なトレーナーを使う動きをとることもできます。

ちからのかけら (3枚)

このカードをつけているポケモンの、バトルポケモンに与えるワザによるダメージは、すべて「+10」される。このカードをつけているポケモンがワザを使った番の終わりに、このカードをトラッシュする。

《オドシシ》のHP70を「かけぬける」2回で倒すこと、《レックウザexδ》のHP110に「かえんのうず」で足りない10点を補うために採用しました。

また、このレギュレーションの平均的な進化前たねポケモンのHPは50であり、1ターン目の「のしかかり」10点 + 2ターン目の《ちからのかけら》込み「かけぬける」40点 で相手の意識外から盤面を破壊できるのも好感触でした。

その他サポーター配分、エネルギー枚数

ADV-PCG界の教科書こと「寒天ブログ」が2015年に取り上げている「ウインディマイン」の記事と比較すると、私のデッキはサポーターが少なく、エネルギーが多くなっています。
サポーターはちょっと減らしすぎだなとも思いますが、《ポケモン図鑑》+《エイパム》ギミックのおかげで思ったより事故は少ないのと、《ウインディex》自体の単体スペックが高く、単に進化してエネルギーを手貼りさえできていれば及第点と言えるので現在の構築に落ち着いています。
特に対《オドシシ》系統のコントロールデッキで、エネルギーをトラッシュされたりバトル場からはがされたりするシーンが以前より増えたこともあり、エネルギーの現物至上主義は功を奏したと言えそうです。

マッチアップ

❶vsメガニウム L

弱点をつけるため、順当に回れば《ウインディex》の「かけぬける」だけで相手の盤面を崩壊させることができるマッチ。
……のはずでしたが、開始数ターンに渡って《ガーディ》に触ることができず、なぜか相手の《メガニウムδ》に弱点をつかれる《マルマインex》でサイドを進める苦しい展開に。

満足に盤面を展開できぬまま、相手の《ラティオスexδ》が完成し、特にケアすることもできず敗北。
先攻1ターン目、《じゅうでん》を打つことを忘れて、次のターン開始時ドローのために間違えて《ポケモン図鑑》を使ってしまったことが悔やまれる……。

❷vsジュペラミ W

お互いが進化した後はこちらが一方的にワンパンしやすく、とにかく《ウインディex》を早々に準備したいマッチ。
お相手事故気味&こちらは順当に《ウインディex》を育てることができ、特に危なげなく勝利。

後々ふりかえると《ヘルガー》を抜いたことで、ポケモンexメタであるポケボディー「しんぴのまもり」持ちを突破する手段を失っていたので、相手がその《ジュペッタ》を採用していたらヤバかった……。

❸vsオドシシバクーダ W

今大会を迎えるにあたって強く意識したデッキタイプなので、何とか勝利をもぎとりたいマッチ。

お相手は《オドシシ》スタート、早々に「つきおどす」動きをとられるが、《ポケモン図鑑》による山札操作で、1ターンで使い切れるトレーナーだけを手札に抱えるプレイがうまく機能する。
その後、《ドンメル》の「メラメラ」によるエネルギートラッシュにシフトされ、教科書通り一時はこちらがワザを打てない状況を作られてしまうも、お相手のほうが先にエネルギーが枯渇気味となる。
《封印の結晶》も剥がれたタイミングで《エネエネボンバー》に成功、完成した《ウインディex》でサイドをとり切って勝利。

❹vsミュウライボ L

こちらが一方的にワンパンしやすく、順当に回れば《ウインディex》の「かえんのうず」ですべてを破壊し尽くせるマッチ。
……のはずでしたが、《スーパーボール》で何度山札を見ても《ビリリダマ》が見つからず、最後はエネルギー不足に……。敗北。

❺vsカイリューexδ W

Tier上位に位置することを知っていながらも、当日まで対面練習したことがなかったマッチ。
序盤から最大の天敵である《ラティオスexδ》を出され絶望するも、奇跡的に相手にサイドを先行された直後だったため、気合で《逆転!マジックハンド》をツモり「かえんのうず」でワンパンすることに成功。

その後は順調……ということはなく、《カイリューexδ》の「つんざく」によるトレーナーロックに苦しみながら何とか食らいついていく。
盤面の《ウインディex》が枯れ、決死の思いで「エネエネボンバー」+《ロケット団の幹部》を打つも、ただ盤面にはエネルギーのついた《ガーディ》があるのみ……。
あと1回「つんざく」を宣言されたら負け!みたいな状況で《クリスタルビーチ》や「のしかかり」による無限マヒ編で時間を稼ぎながら「早く《ウインディex》を引いてくれ〜〜〜」って祈ってたら、何か引けた。勝利。

❻vsナッシーマイン W

対戦準備中に相手がおもむろに大量のコインサイコロを取り出したので、「スクランブルエッグ(ナッシーマイン)ですか!?」って聞いたらまじでナッシーマインでした。この瞬間、大会一冴えてた。

非エクながら《ウインディex》がワンパンされる苦手なデッキタイプで、《クリスタルビーチ》を割られる前にいかにサイドを進めるかが大事なマッチ。
普通に《クリスタルビーチ》を割られたりしたが、またしても「エネエネボンバー」+《ロケット団の幹部》後のお祈りが成功し、勝利。

結果

4勝2敗 (14/43位)。
勝てそうなマッチを落としたのは悔しいですが、終わってみればオポ落ちラインの成績だし、仮想敵にしっかり勝てたりと満足いく結果でした!

ADV-PCGという15年以上前に止まったレギュレーションで、全国各地から43人もの参加者を集め、大きな問題なく大会を運営・進行していただいたオガワ(LittleRiver)さんに改めて感謝いたします!

あと何かよくわからないですけど、来年のW虹杯には現役世界強豪プレイヤーのJason氏とTord氏も参加予定らしいです。どういう人脈?
まあとにかく過去レギュたのしいよ。みんなも遊ぼう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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