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昆虫供養

昆虫供養 霊魂の不滅と人生観
 三宅恒方博士は昆虫学者としてしられていた。
 学者としてたくさんの昆虫を犠牲にしていたので、昆虫供養を行った。

 これはほかの学者からは不徹底な科学者であると批判されたが、それを聞いた方が『人間としては麗しい』と評した。

 博士はそうではないと答えた。博士は愛息に先立たれた。お子さんは腫れ物ができてなくなったが、その部位はまさに昆虫を処理する際に針を刺す後頭部であったという。

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