お釜稲荷
昔のこと、 一升釜を下げた老人が現れて、ちょっとした占いから、予言といえるような大きな事まで百発百中でした。
人々がたくさん教えを乞いに来ました。特に教えることもなぬ、持っていた一升釜でご飯を炊いては「さあ、食べなされ」といってどんどん振る舞いました。
しかし、一向ににご飯はなくならなりませんでした。
村人が不思議に思って尋ねてみると、「
我は、これより三十里離れた山奥に住む平八稲荷である」といって、姿を消してしまったそうです。
それから数百年後、足助の領主・本多淡路守様の夢枕にお告げがあり、淡路守様はこの釜を探し出され、陣屋の裏に祀られたということです。
それから代々足助領主の守護神であった稲荷を、1955年にお釜稲荷としてここにまつりました。
祠をまつる釜は直径2mで、この大きさは大変珍しいと言われています。多くの人が食してもご飯に限りがないという伝説から、お参りすると食に困らないというご利益があると言われています。
お釜稲荷 Okama Inari Okama Inari 釜稻荷 오카마 이나리
お釜稲荷 | 豊田市足助観光協会 http://asuke.info/view/rekishi/entry-1593.html
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