見出し画像

「これ分析しといて〜」と言われて途方にくれてた私がちょっと前進した話

仕事をしてるとこんなことないですか?

若い頃のぼくは「はい、わかりました!!喜んで!!」と、仕事を振られた嬉しさできゃっきゃいいながらSpreadsheetに向かってました。
でも。。。

そう、なんのために分析をしたらいいかわからないから途方にくれるんですよね。
でも、締切は待ってはくれません。
それっぽくデータをまとめて、それっぽく解釈をして、それっぽいアクションを提示しています。
そして、相手のリアクションはというと・・・

いや、絶対納得いってないじゃん!
オモッテタノトチガウってなってるじゃん!
ってなってました。

どうしてこのようなことが起きたのでしょうか?

分析は問題とセット

当たり前のことですが、分析と問題はセットです。
どのような問題に対して、どのような問いをもち、その問いにどのような仮説を持っているのかが明確にならない限りに分析に効果はありません。

今回の場合だと依頼者も作業者の私も「データをいじくってたらなんか課題が見つかって問題解決できるだろ!」みたいな甘い見通しを持っているため、なにも成果が得られませんでした。

「これ分析しておいてって言われて」実際に失敗したこと

某プラットフォームで働いてたときに「このデータ使っていい感じに分析しておいて」って言われたことがありました。
「よしゃ任された!」と腕まくりしながらSpreadsheetとにらめっこし、覚えたてのピボットテーブルを使い、どんどんデータを可視化していきます。
「おお、俺すごいじゃん!ピボットテーブル使って分析して、いろいろ分かってきたぞ〜!」
「これで依頼してきた人も喜ぶぞ〜!」
「よっしゃー!この内容で共有しよう!!」
結果は・・・

え・・・
知ってるの?
なんで依頼したの・・・
と当時は途方に暮れてました。

失敗の原因

いまふりかってみると失敗の原因はたくさんあります。

考えてみれば当たり前のことばかりなのですが、抑えるべきポイントをすべて外していたのだと思います。
そんななか手元にあるデータをいじっても新しい発見はなにもありません。

本来はどうすべきだったか

失敗の原因の裏返しになってしまいますが・・・

上記のポイントを抑えるべきだったと思います。
少なくとも最初にこの論点を抑えておけば、大外しはせずに、分析を進めることはできたのではないかと思います。
いきなり手を動かさず、問いを考えることが重要ですね。
(いまこれ書いてて過去の自分を思い出して胃が痛いですw)

一連の流れはどうやって学ぶ?

3年ほど前から書籍を読ませていただいてる松本健太郎さんの『データ分析力を育てる教室』を一読することをおすすめします。
「データ分析の手法」ではなく「データ分析力」としているのが妙だと思います。
細かい手法の話ではなく、データを分析する一連の流れを理解し、いかに問いを正しく立てることが重要かを教えてくれます。

(読んだら感想をTweetすると喜んでくれると思うのでぜひTweetしてあげてくださいw)

ぜひ、一緒にデータの迷える海から脱出しましょ〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?