切支丹の里 遠藤周作
図書館で夫が借りてきた本を横取りして読んでいます。
遠藤周作ファンとして、長崎県人としてのオススメの一冊。
遠藤先生が小説「沈黙」を書き上げるために何度も長崎へ訪問している下りが描かれている。
先生が歩いた場所が、ほぼ私の頭の中に蘇る。
「あー、あそこかぁ、わかるわかる」と心の中で感嘆の声を上げる。
なぜ背徳者を小説の題材に選んだのかを知りたかったので、1ページ1ページをゆっくり読みながら遠藤周作ワールドに浸かってみようと思っている。
雨が降り出しそうな仄暗い部屋の中で本を読む喜び、無職って最高😀と思う引きこもり主婦の独り言でした。
それにしても、どんな宗教を信じようとも無職だろうとも、何にも罰せられない時代に生まれたことは幸運につきますなぁ。
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