小説「高校」
公園の桜が見事に咲いている。私の通学路である公園を通って自転車で、高校に向かう。
教室の前で、足がすくむ。私は一人ぼっちで、友達がいない。だから、人がいないときに、早めにきて一番乗りをするのだ。皆がぞろぞろとひとりふたりと教室に入ってくる。先生も始業のチャイムがなる数分前に入ってきた。
1時間目から6時間目もある。私は、体力がなくなって、いつしか保健室で休憩を取るようになった。
寝ることも増えて、集中力が壊れていた。
小説の練習として短編を書いてます。
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