断酒中の酒粕について考察(ただの体験談)
二十歳になって早々、アルコールがないと元気出せない状態になりそこからまぁほんとに色々あって、今は断酒中の私。
2年ほど全く飲まずにいられて、このまま一生飲まないとか余裕じゃない?!思ってたより大丈夫。私そんなに酷い状態じゃなかったんだわ!とお酒に関しては乗り越えたつもりでした。
こどもの頃から酒粕で作った甘酒が大好きで、冬になると酒粕を買わずにいられないのですがそれも我慢してこれていました。よっぽど飲みたい時は米麹の甘酒(市販品)を気休めに飲むことはたまにありましたが、酒粕無配合の甘い汁なので全く別物として楽しめていました。
…それがなぜ買ってしまったのか。
疲れていたのと疲れていたのと疲れていたことが原因なのはわかってます。その疲れをうまく発散する対処法を取れなかったんですね。なんか調子悪いなあ…ああもうだめだ…もう嫌だ…疲れたしんどい…何もしたくない…料理も風呂入るのも家事も育児ももうたくさんだ!!!!!
からの、
酒粕ねぶり!!!
(ジャジャーン!)
うまいのよ。酒粕は。
気づいたらそのままねぶっていました酒粕を。
家族のいない時間に。
甘酒も作りましたよ。ほぼペースト状かつほぼ加熱なしの甘酒をね!!!(もはや甘酒ではない)
(ほんの少し)加熱したしアルコールなんて入ってないとか、栄養価高いから今の私にはもってこいだとか、1杯ずつだから大丈夫だとか(1杯が500ミリ入る特大マグカップ)たくさん都合のいい言い訳を自分に言い聞かせて…
ドロドロの甘酒もどきに、牛乳で薄めたらもっと栄養とれるじゃん☆甘酒ラテじゃん☆とか言い聞かせながらガブガブ飲み干す私。
そしてほろ酔いになってからは罪悪感の嵐。
私はなんてダメなんだ。
また同じことを繰り返すつもりなのか。
少しずつ増えてきていた自分に対する信頼がどかんと落ち込みました。…やっぱだめやん私。
調べると酒粕には8%から10%ほどアルコール分が残っているそうで。
完全にお酒やん。_| ̄|○
そんなこんなで断酒中は、酒粕およびアルコール分の入った食品もろもろは避けるのが私にとっては最適解のようです。
はぁ、せっかく積み上げた2年がまたゼロ(もしくはマイナス)からのスタートです。
落ち込みまくって検索しまくって、アル中で酒粕むしゃむしゃ食べる人とか、アル中患者は奈良漬だって事(奈良漬は一度奈良漬になってしまうと洗ってもどうしても普通の漬物には戻らない。一生奈良漬である。アル中患者も同じだという事)とか、断酒中の方のブログなど、落ち込んだり励まされたりここ数日は大変でした。
今は少し浮き上がって、こうしてnoteが書けています。
断酒とは、飲んでしまうことも折り込み済みの、飲まない日々の積み重ねなんだいうことが身に染みました。
そして私はれっきとしたアル中であることをここに認めます。今まではもしかしたら本当の意味で認めていなかったのかもしれません。どこか自分は対象外という意識があったのかもしれません。
そもそも断酒を決意したのは、お酒があったら楽しいけれど、無くても楽しかったらその方が良くない???と思ったからで。(当たり前)
今回の落ち込みで、初心を忘れず、真摯に断酒に取り組みたいとおもいました。もうあのしんどい日々には戻りたくないもんね!!
でもうまいのよ酒粕は。泣