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子供達が、心優しい大人に成長(^。^)/

 “情操(じょうそう)”教育という言葉があります。この意味は、感情や情緒を育み、創造的で個性的な心の働きを豊かにする...そんな教育のことです。


 私事ですが、かって、私は子供達の“情操(じょうそう)“教育のために、雑種の犬を飼った事があります。
 動物との触れあいを通じて、子供達の心の中に生き物にたいする優しさが生まれることを期待したものです。また、私の家内の老親との同居も決めました。これは、子供達の心の中に、年老いた人への思いやり等優しい心が醸成されることを期待してでした。

 さて、情操(じょうそう)の“情(じょう)“という文字ですが、りっしんべん(=心の意味)と青(あお)という文字の組み合わせで、”青い心”の意味が読み取れます。青という文字には、藍染めのような色のほか、”若い”という意味もあります。従って、情(じょう)とは、真心、情けの意味の他、その裏側に、汚れのない澄んだ精神状態が隠されているようです。また、“操(そう)“とは、あやつる、みさお等のことです。

 すなわち、情操(じょうそう)という言葉には、高い精神活動に伴って起こる感情や知的で安定感がある様子を意味するようです。

 御陰様で、私の子供達は、とても心優しい大人に成長してくれました。

  子供達が、犬という生き物と長い時間を過ごす中で、その心の中に醸成されたもの。
 それは、何でしょうか。それは、自分という存在が今あるのは、自分の周囲の方たちの優しさの賜物であると感じ、さらには全てのモノへの感謝の心を、自然に抱くようになったことでしょうか。