無邪気なこころ&和のこころ
世界の人口(2021年)は、78億7500万人で、前年に比べて8000万人増加
これだけ人口が多ければ、様々な国があり、様々な考えや感性の人達がいて当たり前。私の周囲にも、いろいろな人達がいます。子供のように天真爛漫な人もいれば、何故か、意固地な人もいたりして。子供ですと無邪気(むじゃき)なところが、子供らしく見えます。無邪気とは、性質・気持ち等が不純でなく素直な事。
この無邪気の3文字から、“無”をとった邪気(じゃき)となると、良い意味が消える
邪(じゃ)とは、正しくない、心がねじ曲がっている、良くないetc.の意味があります。また、気(き)は、空気、天地間に起きる自然現象、目に見えない働きetc.の意味があります。この2つの文字の組みあわせ邪気(じゃき)は、目には見えない良くない働きという事になり、警戒心を抱かせます。
気(き)は、元気の気、病気の気等、心の状態を示す
万が一、身近に邪気(じゃき)を漂わす妙な人がいた場合は、先ずは近づかない事。昔から邪気を払うという言葉がありますが、払う事ができなくとも、距離を置く事。
人間の世界は、国の数だけ精神文化があります。日本は、和の精神が文化的基調にありますが、日本の和の精神は、必ずしも世界の常識ではありません。日本人が邪気と感ずる者も、国によってはそれが文化的土壌になっている場合もあるかもしれません。ここは日本。日本の文化を大切にしながら行きましょう。