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誇りをもって、今を生きよう

 地球が誕生したのは、今からおよそ46億年前の事だと推測されています。

 太古の昔、宇宙に存在(そんざい)したガスやチリが、幾つも集まり固まって小さな星が誕生し、壊れたりくっついたりしながら、私たちの地球という惑星も誕生。以来、46億年の長い時間の様々な変化変動を経て、地球上に、原始的な生命体が誕生したそうです。さて、存在(そんざい)という言葉ですが、存(そん)には、いる、生きている、思うetc.の意味があります。また、在(ざい)は、ある場所を占めている等の意味です。存(そん)も在(ざい)も、それぞれ同じような意味を持ち、そこにある事実そのものを強調している言葉。

 現在、地球上には、様々な人種や国々が存在(そんざい)しています。

 その中の幾つかの国は、地球創造の物語や自国の誕生に関する伝説を語り継いでいます。

 日本の「古事記」の中では、日本誕生の神話の世界が広がっています。日本国は、約1万年前から紀元前3世紀ごろまでの約8000年間の縄文時代、そして日本国誕生の神話の世界を経て、現在まで、島国という周囲を海に囲まれた環境の中で、独特の文化を発展させてきた国だとされています。
 そんな私たち日本人は、自分達の存在を、しっかりと意識できているか。

 日本国に生まれ、日本人として生きている。そういった事を強く意識しながら、誇りをもって生きる。今を生きる私たち日本人には、こうした姿勢が、取り分け大切だと感じています。自分自身の存在感、大切にしましょう。