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この幸せは、誰かのお陰

 自分の不幸は誰かのせいなのだ、と考える人は多い。でも、自分の幸せは誰かの御陰(おかげ)である事を忘れてはいけない。


 この言葉は、某人気作家の言葉ですが、聴いた瞬間、鳥肌が立つのを感じました。
 御陰(おかげ)の御(お)の一文字。これを名詞などに付けると、尊敬や丁寧の気持ちを表わします。また、陰(かげ)は、光によって見える姿や形、目につかないところ。比喩的な意味では、神的なものの威光による恩恵などを指すこともあります。

 御陰(おかげ)とは、神仏のみならず、他の人の力添えなどによって受ける恩恵を意味します。

 今、こうして生かされていることに、無意識のうちに感謝の気持ちを抱き続ける私たち日本人。私たちの日常生活の中には、“おかげさま(御陰様)” という言葉が溢れています。