買物行きたくない休日のカルボナーラレシピ
日曜日。
出かけないと負けくらいに若い頃は思っていたけれど、夫、子どもをもった今、
特に何もないおうち時間が心地よい。
朝珈琲を淹れゆったり過ごしているとたちまち昼が来る。近所のスーパーくらい買物に出てもいいけどお腹の虫のほうがそれを許さない。ぐぅ。
冷蔵庫にあるもので、と思っても今から米を研ぎ炊飯を1時間待つのもな。ならばパスタにしよう。
特に具がなくても成立するパスタ、そうだ今日は牛乳があるから、カルボナーラにしよう。
あ、ベーコンが無い。
「ベーコンの無いカルボナーラかぁ、」夫が呟く。
冷凍庫を覗く。常備している豚バラがある。
塩をしてじわじわ炒めればベーコンの代わりになれるよね。よし、開始!
塩酒粕カルボナーラ
酒粕がコクを出してくれ、卵黄が濃度を付けてくれるので牛乳だけでも良かったのだが。
牛乳の量が足りたかったので生クリームと合体。
▷鍋にたっぷり湯を沸かし
1%の塩をして
麺を8割の茹で具合
豚バラ短冊切りオイルに入れ
ふたつまみ程の塩を振り
ちりちり炒めて大蒜を待つ
大蒜包丁の腹で潰し
ベーコンの横で熱して香らせ
火を止めフォークでほどいて溶かし
塩酒粕入れ溶きまぜる
乳を入れたら火加減注意
2分ほど煮て麺合流
火を止めてから卵黄和える
器に持ったら黒胡椒
あまり冷凍が得意ではないが、この豚バラのスライス、セパレートにはお世話になっている。
買い物に行きたくない日、の救世主。
塩麹と酒粕、でもよかったのだが。
(塩酒粕は塩とみりんと酒粕でできている。)
塩酒粕、を使った理由は、麹の粒がないこと。
私の大体の料理は麹の甘みがほしくて塩麹を用いるが、
つやつやのなめらかソースが美しいカルボナーラには粒が現れてほしくなかった。焦げやすくもなるし。
絶対に気をつけなければならないのは、火加減。
少し油断すると乳が分離してぼそぼそとなってしまうので、温度が高くならないように。そして卵はほぼ生の状態で。
いただきます。
あぁ美味しい。家にあるもので作れた、ってことでさらに充実感をもらえる、休日のパスタ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?