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買物行きたくない休日のカルボナーラレシピ

日曜日。
出かけないと負けくらいに若い頃は思っていたけれど、夫、子どもをもった今、
特に何もないおうち時間が心地よい。

朝珈琲を淹れゆったり過ごしているとたちまち昼が来る。近所のスーパーくらい買物に出てもいいけどお腹の虫のほうがそれを許さない。ぐぅ。

冷蔵庫にあるもので、と思っても今から米を研ぎ炊飯を1時間待つのもな。ならばパスタにしよう。
特に具がなくても成立するパスタ、そうだ今日は牛乳があるから、カルボナーラにしよう。

あ、ベーコンが無い。

「ベーコンの無いカルボナーラかぁ、」夫が呟く。
冷凍庫を覗く。常備している豚バラがある。
塩をしてじわじわ炒めればベーコンの代わりになれるよね。よし、開始!

塩酒粕カルボナーラ

酒粕がコクを出してくれ、卵黄が濃度を付けてくれるので牛乳だけでも良かったのだが。
牛乳の量が足りたかったので生クリームと合体。

軽いふたり分
▶︎平打ち麺 150g程, 卵黄2, 牛乳80g,生クリーム10g, 塩酒粕 25g, 大蒜1片,オリーブ油 大2
 豚バラ140g, 塩, オリーブ油 大2

▷鍋にたっぷり湯を沸かし
 1%の塩をして
 麺を8割の茹で具合

 豚バラ短冊切りオイルに入れ
 ふたつまみ程の塩を振り
 ちりちり炒めて大蒜を待つ

 大蒜包丁の腹で潰し
 ベーコンの横で熱して香らせ
 火を止めフォークでほどいて溶かし
 塩酒粕入れ溶きまぜる
 乳を入れたら火加減注意
 2分ほど煮て麺合流
 火を止めてから卵黄和える
 器に持ったら黒胡椒


 あまり冷凍が得意ではないが、この豚バラのスライス、セパレートにはお世話になっている。
買い物に行きたくない日、の救世主。

塩麹と酒粕、でもよかったのだが。
(塩酒粕は塩とみりんと酒粕でできている。)
塩酒粕、を使った理由は、麹の粒がないこと。

私の大体の料理は麹の甘みがほしくて塩麹を用いるが、
つやつやのなめらかソースが美しいカルボナーラには粒が現れてほしくなかった。焦げやすくもなるし。

絶対に気をつけなければならないのは、火加減。
少し油断すると乳が分離してぼそぼそとなってしまうので、温度が高くならないように。そして卵はほぼ生の状態で。


いただきます。
あぁ美味しい。家にあるもので作れた、ってことでさらに充実感をもらえる、休日のパスタ。

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