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休日の朝活にオニオングラタンスープ /玉葱麹
「30分炒める」 と書かれていると無理だと切り捨てていた。前までは。
オニオングラタンスープを「いつか作りたい」
と思っていた。
「いつか」というところに、飴色玉ねぎを作るのが手間だという気持ちが表れている。
しかし今朝やってみると、あっという間だった。
10分..20分..30分..鍋の中で変化していく玉葱を見つめるのも、楽しい。
10km..20km..30km..と足が動かなくなっていくマラソンと違って、
どんどん、見るからに美味しくなって、気分が上がっていく。
飴色になった時間は35分。
時間はかかるけど頭は使わない。
丁寧に愛おしく玉葱を混ぜるだけ。
それに時間もあっという間だった。
その間に自分が白湯を飲み、食洗機から皿を出し、子どもが起きてきて、としていたら、パンを切る時間が間に合わないくらい。
30分て意外と短い。
今日は金曜日だけれど、
土曜日なら子どもを起こさずに、花瓶の花を眺めながらコーヒーを淹れていてもいいな。
きっとそれも時間が足りないくらい。
そして鍋に目をやると、
これはもう、成功に違いないという確信が持てて、実際に間違いなくおいしくなる料理、オニオングラタンスープ。
レシピ
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3-4人分
▶︎玉葱2, バター20g, 玉葱麹大2, 水200cc, 鶏ガラ出汁100cc,
カンパーニュ, グリュイエールチーズ, 大蒜
▷玉葱縦切り2-3mm
鍋にバターと一緒に入れて
火力4で35分
その間混ぜて水分とばし
とろとろ飴色になったなら
麹と水分入れ少し煮て
200℃オーブン予熱して
パン厚切りに大蒜擦り
パンを重ねてスープかけ
チーズ削ってオーブンへ
5分過ぎたらいい色に
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くわしく
手のかかるもの、だと遠ざけていたので、自分で作るのは初めて。だからまず鍋がどのようなものが良いのか分からない。
鍋
ステンレス鍋を使っている様子が多い。
水分を飛ばす必要があるからフライパンのほうがいいのか、、と、
使いたいと思っていた鋳物の鍋を前に悩む。
やってみるのが一番分かる、と鋳物(南部鉄器oigen)の鍋でいく。
飴色が黒ずんだ色にならないか心配しながら。
玉葱を水分を飛ばしながら炒め、焦げを少量の水でこそげ、それを繰り返す
という工程があるが、この鍋で回しながら炒めると、焦げ付くことはなかった。
だから水分を足したりもしていない。
問題なく玉葱はとろりと飴色になった。
1時間炒めるレシピもあるけれど、美味しそうだからこのくらいでいい。
おいしいと生活時間の折衷点。
器
ここで起こるのが器問題。ちょうど良いのがない。子ども用にはココット皿。
大人はそれじゃ足りないし、次に大きいのは大きすぎる。パンととろけたチーズが器からもっこり顔を出すくらいの容姿にしたい。
対応策、パンを積む。3枚積んだら顔を出した。そこにひたひたにオニオンスープを入れると濃すぎる。ひたひたというほど水分もない。
1枚ずつの間に、とろとろオニオンをかける感じで。
にんにく
省いてもいいんじゃないかと思う程のにんにくを擦り付ける僅かなこと。でもこれがいい味出してくる。大蒜の威力ってすごい。焼いた後に、あぁ付けて良かったって必ず思う。
グリュイエールチーズ
グラタンの為に買いに行ったチーズ。
近所のスーパーで売ってるものではない。でも買って正解QOL。100gなんて少なすぎると思ったけれど、削って使うと意外と無くならない。
カンパーニュ
パン作りの好きな友人に焼いてもらった酵母のカンパーニュ。このカンパーニュで作りたかった。そう思えるような、生地の旨みあるカンパーニュでぜひ。
直径が大きいので、直径は半分程に切って器の口に合うように。
厚さは、厚切りすぎると食べにくいかと思ったけれど、
層の下は特に、ひたひたになってパンかどうか分からなくなっている。麦の味と混ざって美味しい。
一番上はチーズがかかって、手で掴んでカリッと食べられるので、気持ち薄めでいいのかも。
調味のこと
そうそう、ここでは玉葱麹を使っている。コンソメパンチのような味。この魔法の天然調味料が(玉葱・麹・塩) おいしくしてくれるから、バターも、鶏がらもなくてもいいのかも、とも思った。
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おわりに
いつか冬の寒い日に、なんて思わずに、もっと早くやっていればよかったな。
いや、何なら、明日朝もやってもいいな、朝活オニオングラタンスープ 。
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