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先輩ママに言われて、うれしいと思う言葉

一緒にがんばってくれているパパからのねぎらいもありがたいけれど、
ママの大変さを、同じポジションで隅々まで了解した上で
かけてくれる先輩ママの言葉はうれしい。

ただ、時々、ちょっと素直に喜べない言葉もある。

「ママにべったりなのも今だけだから」
「歯磨きや離乳食より、もっともっと大変なことがあるから、大丈夫」

言いたいことは分かるし、応援してくれてるのも分かるんだけど、
喉元過ぎてアツさ忘れてる人の言葉だなって思う。
私にとっては過去じゃなくて、今まさに、しんどいんですわ。

もちろん、そのしんどさにどっぷり浸かるより、
一歩ひいてみた方が少し楽になるっていうのは分かる。
振り返れば、どうってことなかったっていうのも想像できる。
実際以上に大変に思ってるかもしれないのも理解はしてる。

なんだけど。

やっぱり、今の気持ちがもう、蓋をしきれないほど、重たいわけ。

もっと、自分の時間ほしいし。
でも、ママとしての責任感じるし。

ママとしての責任って何だよって思うけど、
ママというポジションに対する周囲の期待値はすごく高くって。

敏感に反応し過ぎなのも、真面目に捉えすぎなのも分かってる。
でもさ、初めてなんだもん。気になるじゃん。
「最近、動画見せ過ぎなのかな?」
「野菜を食べさせることに意地になり過ぎてるのかな?」
でも…って。

やっとちょっと折り合いのつけかたが分かってきたなって思う頃に、
また色々と問題が浮上してきて。

言葉にすれば簡単なのよ。
歯磨き嫌がる、とかさ。好きなものばっかり食べたがる、とかさ。
未知の棚や引き出しを開拓しようとして失敗して、怪我する、とかさ。

どの家のどの時代のどの子でもあることだし。みんな、通ってきた道だし。

でもさ、だから楽なのかっていったら、そんなことないと思うわけ。
毎日毎日。

そんな時にね、ハッとさせられる問いかけがあって。

「子育て、楽しんでる?」って。

あ、そうか。子育てって、楽しいんだったっけって。
義務になっちゃってたなって。

そうだそうだ、楽しいんだったって思い出させてくれるから、
今の私にとっては意外と嬉しい言葉。

初めてのことがいっぱい。
ドキドキワクワクがいっぱい。
毎日が新しい。
たくさん失敗もするけど、
どんどんできることが増えていく。

そんなふうに全身で世界に向き合ってる子どもと一緒に、
また世界を新しく体験できる。

そうだ、楽しいんだったって思いだしたら、
子どもとやってみたかったことをたくさん思いだした。

そうそう、大変かもしれないけど、楽しそうだったから、
子どもを産めると思ったんだった。

忘れてた。

先輩ママさん、ありがとう!




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