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大事な人のためにできること

親として自分が子どもにできることって、
つきつめて考えると、そんなになくて、
結局、何があっても味方でいることしかない。

これからすべての痛いことも苦しいことも取り除けないし、
嫌な思いも辛い気持ちも一切させないことが幸せでもない。

仮に、何か求められて何か助けることができたとしても、
それが子どもを永遠に幸せにするわけじゃない。

子どもは私じゃないから。
どんなに子どもが怖いと私も怖くて
子どもが嬉しいと私も嬉しくても。

多分それと同じで、自分が子どもとして親にできることも
きっと、ほとんど何もない。

親を楽にしたり、何かできなくなれば世話をしたり、
そういうことが親を幸せにするわけじゃない。

親を心配させることが親を不幸にするわけでもない。
親を安心させることが親を幸せにするわけでもない。

私は親じゃないから。
自分の状況に対して親が感情的な反応をするとしても
親と私は同じことを思うわけじゃない。

親に対してできる唯一のことは多分、何かすることじゃなくて、
ただ、気持ちの上で、そばにいること。
それを発信すること。

これも子どもと同じで、それが難しいんだけど、
でも、何ていうか、だから、がんばらなくていいんだろうな。

だって、何をしてもしなくても、大事な存在なのは変わらないし。

そう、誰かを幸せにしようなんて、おこがましい。
そんなことを考えてるぐらいだったら、
もっと貪欲に自分の幸せを考えた方がいいんだ、きっと。

だって、多分私が幸せなら幸せになってくれると思う。

そう信じたい。

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