妊活の記録 前編
こんにちは。ちひろと申します。
今回は妊活の記録について記事にしたいと思います。
前、中、後編の3回に分けて書いていきたいと思います。
苦手な方はご注意ください。
入籍前から、パートナーとの子どもが欲しいと思っていました。
その気持ちは「願い」からいつしか「執着心」となり、私自身やパートナーも苦しめることになってしまいました。
パートナーは子どもを強くは望んでいなかったんです。
「子どもは好き。できたら子どもが欲しい。でも難しかったら2人のままでも十分幸せ」
この言葉の裏に、どんな気持ちがあったのか、当時の私は気づけませんでした。
パートナーの本当の気持ちを、私は素直に聞くことができないまま、不妊治療を始めてしまいました。今振り返ると申し訳なかったと深く反省しています。
結果的には子どもを授かり、無事に産まれ、すくすくと育っています。
パートナーは子どもを心から愛し、溺愛しています。
「子どもがいて良かった、子どもがいて幸せ」と胸を張って言ってくれています。
家族3人で過ごす時間は本当にかけがえのない時間です。
私とパートナーが入籍したのは2020年でした。
入籍とほぼ同時に、卵巣年齢(AMH)検査キットを取り寄せ、自分で血液を取って検査しました。
結果は20代前半にして、30代後半から40代くらいの卵巣年齢でした。
卵子の数が少ない。これは大きなショックでした。
入籍2ヶ月後、パートナーにもお願いして、お互いにブライダルチェックを受けました。
パートナーは問題無し。私は子宮内膜ポリープが見つかり、風疹の抗体が少ないことが分かりました。
早く子どもが欲しい気持ちをグッと飲み込んで、MRワクチンを打ちました。
ワクチン接種後は2ヶ月間避妊しなければいけません。妊娠中に風疹に罹れば子どもに障害が残ってしまう。
「防げる障害だから、赤ちゃんのため」と自分に言い聞かせました。
焦りと不安が募ったまま2ヶ月過ごし、妊活を再開しました。
ですが、嫌というほど生理は毎月ドンピシャでしっかりとやってきます。
入籍半年後、不妊治療のために近所の婦人科へ。
風疹抗体を再度調べるよう言われ、調べてもらいました。
結果は抗体無し。
はあ!?ふざけんなよ。ワクチン打ったよ。
子どもの時の分と合わせると3回も。まだ足りないの!?
ご乱心です。
お医者様に言われました。
「若いんだから、時間はある。いつでも授かれる」
診察室で泣きました。
また2ヶ月避妊しなきゃいけない。2ヶ月後、私の卵子はあと何個?
一生妊娠できないかもしれないと悲観的になっていました。
お医者様も看護師さんも、泣いている私を無視して、ワクチンの同意書にその場でサインするよう求めてきました。
「家に持ち帰って考えたい」と私が言うと、
「子ども欲しいんでしょ?」とのお返事。
悔しくて悲しくて、泣きながらサインしました。
家に帰ってからどうしてもワクチンを避けたいと考え直し、不妊治療専門クリニックを探し、予約しました。
次回、中編 不妊外来へ。
ありがとうございました。
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