9月入学説

皆さんこんばんは。たまごサンドです。

本日は、最近話題になっているテーマ「9月入学説」について書いてみることにしました。私は9月入学になったらどうなるのかを書いてみます。

ちなみに、私は9月入学説には正直今は賛成も反対もいえる状況にはないのですが、現状を維持する(すなわち反対を意味することになる)ことが一番だと思っています。

§1 9月入学説が実証された場合どうなるのか。

§2 現状を維持した方がいい理由


§1 9月入学説が実証されたらどうなるのか。
これに関しては、簡単です。
4月の出来事が9月に起こるというように6ヶ月後に当てはめて考えていけばいいのではないでしょうか。

 中止になっているインターハイができるようになる(かもしれない)
実際、インターハイは予選も含め5月から8月に行われます。これを9月入学に当てはめると、10月から2月に行われる計算になります。これでは冬に試合をしなければいけないので反対意見も多いでしょう。なので、9月から11月で試合を終わらせるのです。大会時期の再考が難しいところですが、こうすれば、12月からオフシーズンになり、チームも新しくなるタイミングなので、時期的にはぴったりといった感じでしょうか。

9月~11月 インターハイ (夏の甲子園大会を延期して実施)
12月~3月 オフシーズン (サッカーやラグビーなどの冬の大会は実施)
4月     春季大会
5月~7月   新人戦
8月     合宿

このように、私がやっていたソフトテニスに置き換えてみるとこんな感じでしょうか。ほかの競技も似たような日程でできるものも多いのではないでしょうか。しかし、競泳など一部の競技では練習面など難しいところもでてきそうですが。
コロナウイルスが収束して安全に配慮できれば、この案はありといえます。
入試の準備期間も12月から5月と準備期間は6ヶ月あるので今までと変わりないような対策期間が持てるのではないかと思います。
さらに、推薦入試(スポーツ)の面でもこれが実施できればプラスになるのではないでしょうか。

② 7月入試になる?かもしれない。
入試の時期もずれることになるでしょう。
【現在】9月~ AO入試
    11月~ 推薦入試
    1月 大学センター試験(2021年から共通テスト)
    2月 大学入試、高校入試、中学入試
    3月 合格発表、後期試験など
【未来】1月~ AO入試
    3月~ 推薦入試
    5月  大学共通テスト
    6月  大学入試、高校入試、中学入試
    7月  合格発表、後期試験など

という風に変更は可能かもしれません。これが実践されることになれば、半年やっていることが無駄になってしまうように思えますが、私はこれに対しては悲観的な姿勢を持ちません。正直、前期はなかったことにして、9月から学校で勉強ができるような環境を整えられるように、7月までに形にしたいところです。最初は、時差登校や分散登校などを実践していき、徐々に元通りになればいいなと思います。慎重に9月から教育を始めるための措置期間を4月~9月で作っていけばいいのではないかと思います。

③ 学費問題はどうするか。
実際、9月入学説が実証されると、4月~9月までの学費を追加で払う必要が出てきます。でもこれに関しては、今学校に通えていないので、一部の学費を利用し、学費を抑えたり、臨時奨学金を増やすなどの対応でなんとかしてほしいとは思います。

④ グローバル化の時代に合わせることができる
→アメリカなど他国では9月入学のところが多く、外国の大学に留学に行きやすくなったり、実際海外の入学などもしやすくなると思います。

§2 しかし、私の意見は現状維持

今、9月入学説をメリットメインで取り上げましたが、これはあくまでも新型コロナウイルスが7月までに収束し、9月からどんな形でもいいから学校を再開できる(分散登校でもいいが、インターハイは実施するのが条件か?)状態であれば賛成できるかもしれません。しかし、実際いつ収束するかもわからないのに焦って変えようとしたらかえって混乱を生む可能性もあります。教育現場としては、1年間の構成をがらりと変えなければならず、かなりな負担になることは間違いありません。この問題には慎重に取り組むべきだという風に思っています。

本日はこれで終わりにします。とにかく、混乱を生まないような対応が今求められています。教育格差という問題もあるので、不利益にならないような教育をするにはどうすればいいのか自分でも案を考えていきながら、今後の動向を見ていきたいと思います。

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