見出し画像

エヴァ現象と鬼滅現象の比較(個人的な)

エヴァンゲリオンの新劇場版がコロナの影響で延期になりましたね。
今日は初日の朝から見て、感想を書き留めるつもりだったのですが、書くことがなくなってしまったので、最近感じていたエヴァと鬼滅の刃について書きます。
いろんな人がこの両者を比較し、先日私も映画の興行収入に関してコラムを書いたのですが、小学生の頃にエヴァブームの真っただ中にいて、鬼滅の刃についても1巻発売からコミックスを買い続けて、なおかつブームの真っただ中にいる小学生の子供もいる経験をもとに、社会現象と呼ばれている二つの作品について、主観も入れて書いてみたいと思います。
アニメを中心にそれぞれを比較を以下になります。
エヴァは社会的現象と最初に呼ばれた97年前後のブームを前提に比較しました。
それぞれの項目について説明します。

画像1

興行収入

まぁ、圧倒的に違いますね。家族で見れる鬼滅の刃はさすがですね。

再放送の状況

鬼滅の刃のアニメが、ブームになった後フジテレビで特番が組まれたり、地方で本編が放送されるなどありましたが、旧作のエヴァンゲリオンも同じ状況で、遅れ放映があったのはよく似ています。

劇場版公開時のTVシリーズの視聴環境

鬼滅の刃は劇場版がブームになったあと、TVアニメをすべて配信などで確認してから観に行くような人も大勢いたわけですが、エヴァに関しては非常にシビアでした。旧作の劇場版(完結編)が放映された時点で、なんとビデオ版は途中までしかリリースされていなかったのです。アニメ版の後の話が映画なのに。鬼滅の刃で言えば、柱合会議まではアマプラで見えるのに、機能回復訓練は一切配信されていないようなものです。一応総集編があったんですが(旧作劇場版1作目 通称Death版)本編知ってないとついていけない構成なのでシビアなんですよね。私はたまたま見ていたんですが、劇場版になった際のブームで気になった人がどうやって追いついていたんでしょうか?

コミックスの立場

エヴァ、鬼滅それぞれにコミックス版は存在します。鬼滅においてコミックスはアニメの原作で、アニメは原作を忠実になぞっているわけですが、エヴァのコミックス版はあくまでアニメのコミカライズ版です。コミックスをアニメにした鬼滅の刃に対し、アニメをコミックスにしたのがエヴァという関係性です。特にエヴァは忠実に再現されているわけではなく、結構違います。特に違っていたゲンドウやカヲルのキャラクター、トウジの扱いについてコミックス版はあまり好きではありませんが、加持さんの生い立ちや立ち回り、アスカの扱いや、エンディングはコミックスの方がよいなぁとも思います。

知名度

小学生だった自身の経験と、現在小学生の子供からの話で主観的に記載します。鬼滅は圧倒的に知名度が高く、内容まで多くの生徒に把握されているようです。自分の子供もアニメもコミックスも読んでますし、クラスメートの誰はどのキャラが好きかなんて話もしょっちゅうしています。
一方、私が小学生だったころのエヴァについては、社会現象になっているのでタイトルは有名ですが、綾波を除けばキャラの名前もあまり知られていないし、何よりアニメちゃんと観ていた同級生いなくて話すのに苦労しました。キャラクターの名前知っているだけでオタク扱いでしたね。

ファン層

新参古参なんてどうでもいいですが、とりあえず上の表に主観で記載しました。鬼滅の場合②にネタバレしないようにしない限りは仲良く話せますが、エヴァの場合は①が②,③をぬるいと見下すような部分があったんじゃないかなと個人的には思っています。

マスコミなどで使われるパロディ

バラエティ番組などで急に「〇〇の呼吸!」「〇の型」なんて言葉を使い笑いを取るシーンを見かけますが、エヴァについては当時「ATフィールド」(見た目込み)や「初号機」なんて言葉がパロディで使われていたと思います。踊る大捜査線とかでも、「弐号機は初号機よりも強力です」なんて発言あったり、ジャンプコミックスの封神演義ではATフィールドがちらっと出てきたりしましたしね。

UCC(缶コーヒー)とのコラボ

某柱が売れ残る現象が報告された缶コーヒーのコラボですが、エヴァもやっています。特にエヴァのはみんな飲んだ後くりぬいてペン立てにしたものです。

という訳で、思い出に浸りながらブームを振り返ってみました。
延期そのものはコロナで劇場に行く不安と、出足が遅れてネタバレを踏む不安を抱えていた私にとっては幸いだったので、ゆっくり再開を待ちたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?