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【旅日記】南アフリカのヨーロッパ?モンテカジーノ潜入記。
南アフリカ・ヨハネスバーグへ行ったのは、2019年の4月のこと。下の文章を読みすすめていけば、旅してるその時に書いてるってすぐわかると思う。え?じゃあなんで今さら投稿するんだって?それは、うん、あれだよ。それがTiger-Mなんだよ。完璧主義なところがあるらしく、もうちょっと書こうとして9割くらい書いてストップさせといて、そんで興味関心がまた次に移る(飽きっぽい)、ってのをやってくと、どの旅も最初の数日の出来事が9割くらいまで書いて残してある、っていう現状が出来上がるんだよ...。個性ってこういうことだよね、きっと。
それで、南アフリカは、Global Peace Summitっていう世界各地から次世代のリーダーとなりうる若者が集まって、次の時代を作ってくのは俺らだよな、みたいな感じで交流したり世界の平和について考えたりするイベントに参加するために行ったんだよね。
そのイベントの合間に、近くを観光するって時間が設けられていて、今日の記事はその時の話。書き直すこともできたけど、その時の臨場感的な何かがこもった文章を削除するのはもったいない気がしたから、ほぼそのまま載せることとする。
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ネルソンマンデラスクエアから、モンテカジーノまでUber使ったんだけど、運転手のおじちゃん行き方知らなくて路肩に停車。何か問題が発生しても、あたふたせずにドーンと構えておいてほしいときってあるよね。根拠のない自信というか、ケセラセラ的なことって大事。
車内ではそんなドライバーおかまいなしに、南アフリカやらケニアやらいろんな出身の友達が、Bluetooth飛ばして(飛ばすって言うの?笑)ガンガンアフリカンミュージック流してる。何がアフリカンミュージックかはわからないけど。ノリのいい曲たち。これが俺のおすすめ!とかいって、Bluetooth取り合ってる。そして皆音楽に合わせてダンスダンス。私、アフリカ人のダンス大好きになった。超超超超超かっこいいの。どこでダンス習ったの?って聞いたら鼻で笑われたけどね。「何言ってんの、曲が流れたら体でリズムを刻むって、DNAに組み込まれてんのよ!」って。あー、ちょーかっけぇ。ちなみに私が唯一覚えて帰ってきた曲がこれ。今でも南アフリカロスになったとき聴いてる。
そんなこんなでモンテカジーノ到着。
厳重なセキュリティチェック。いつも思うけど、セキュリティチェックって何をチェックしてるんだろう...カバンあけて目視または探知機的ななにかをあてられて、不愛想に、行け、みたいな顔とジェスチャーされて...
って思ってたら、後ろで引っ掛かった男の子がいた!!!!なんで引っ掛かってるの?
「裸足だかららしいよ」
えぇぇぇぇぇ!裸足ダメなの!
そう。最初からその参加者の一人、南アフリカ人の男の子は裸足だったの。なんでかなーってたぶん私も思ったんだけど、別に聞いたりしなかった。なんか裸足で歩こうプロジェクトみたいなのをしてるのかもしれない。貧困の子供は靴もなく裸足で歩いてるんだ、をアピールするためのような...なんか最初にそんなことを言っていた気もしなくもなくもない。
ちなみに、モンテカジーノ個人的1番のポイントはフェイクスカイ。
見てこれ。
天井がいつでもこの空なの。雲動かないし常に晴れ。モンテカジーノがなにか全く分からず入ったんだけど、ショッピングモールなんだな、と思った。小さなショップが集まってて、お買い物楽しめる感じ。
あ、ここは夜ゾーン。忘れないで。ここは屋内。
とりあえずいい気分になる空間ではあった。
なぜフェイクスカイなのか真相は不明だが...
街並みはヨーロッパみたいだった。ヨーロッパ行ったことないけど。
西洋への憧れなのかな?
南アフリカは大航海時代とかからヨーロッパと結構交流ありそうだものね。ヨーロッパ人がいろいろ持ち込んだのかな?それとも世界共通(?)の西洋第一主義?追いつけ追いこせ。画一化?
フードコート到着。ここまでくるともうショッピングモール以外の何物でもないことを確信。
SUSHIあった。
イベントの運営が用意してくれて、ここで食べた夜ご飯は、KFC。なんだ、南アフリカまで来てKFCなのか、って思ってたら、向こうのほうで「南アフリカまで来てKFCかよ!」って怒ってどっか別のとこに買いに行った参加者がいた。それを見た私は、もう本当に自分に忠実でいいなあ、ってちょっとうらやましく思ったりした。
チキンサンドみたいなのだったんだけど、これがちょー辛くて。ちょっと大袈裟に辛い辛い辛いアピールしたら、新しくできた友達のみんながすごい気にかけてくれて。
「がんばれ、お前ならできる、信じてるぞ!」
って。謎にめちゃくちゃ励まされた。やさしい。
ケニアの友達と教育の話になって、
「日本人ってほんとに勤勉なの?」
って聞かれて、日本人って世界中どこまでも勤勉で有名なのかしら、と思いつつも
「"勤勉"の定義は人によると思うけど、私はある意味勤勉だと思うしある意味そうじゃないと思う」
的なこと答えたら面白がってた。教科書にのってることとか、当たり前って言われてることって、やっぱり自分の目で見たりそれを知ってる人に確かめにいくことにはかなわないなぁと思った。"日本人"として日本のことを話せるこんな機会をいただけたことに改めて感謝。少しでも、SAMURAI、NINJA、SUSHI、だけじゃないありのままの日本を伝えられたらいいなあ。もっと自分も日本のこと知りたいし、それを人に伝えられるように言語化していきたい。
ハリーポッターの空飛ぶ車的な(USJにある感じ)車が展示してあったり、
壁からドラゴンが飛び出してたり、
小さなJAPANを見つけたりした!
カオナシの顔って異国で見るとこんなにも私の心をほっとさせてくれる顔だったんだね...
そうそう。最後に。向こう側にやたらキラキラしてるところがあるじゃん。
あれ、カジノなんだって。
カジノだったんだ!全然気が付かなかった!モンテカジーノって、カジノって思いっきり言ってるじゃん!えぇ!カジノなんかい!
モンテカジーノのHP。ホテルとか映画もある複合施設だったみたい。
おわり。
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