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カリブの憂鬱

キューバへ。南部の街オアハカで知り合った、キューバ人老夫婦の家を目指し、メキシコの旅行代理店で偽の宿泊証明書を発行してもらう。当時1998年のキューバは、外国人旅行者は国営の宿のみ宿泊が可能で入国にその証明書が必要だった。カンクンからキューバへは約2時間のフライト。
キューバに降りたつと、時代が30年ほど過去にタイムスリップしたかのようだった。
砂埃と車から発する不完全燃焼したガソリンの匂い。
全ては別世界だった。

首都・ハバナ市内
お世話になった家族

22歳の誕生日、キューバ人家族が祝ってくれた。忘れられない思い出となった。
1ヶ月間お世話になり配給の僅かな食糧を分け与えてくれた。宿代としてと50ドルを渡すも夫人は受け取らなかった。だから闇市で豚肉を買い、みんなで食べた。
未だあの味は忘れられない。
その夜はラムをしこたま飲み、みんなで踊った。

豚肉の炊き込みご飯
ラム酒を飲み明かす
祝いのサルサ

#キューバ
#ラム酒
#サルサ
#カリブ



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