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中国の知財出願件数が凄まじい!

中国の最新の出願件数推移をみたら、恐ろしいぐらい多く出しています。

今年5月発表したデータ(2020年の1月~4月分)。

2020年の1月から4月まで、 中国で 特許435,000件 実用新案764,000件 意匠185,000件 商標247万1千件 PCT国際出願18,500件、 出願されたそうです。

Posted by 李永虎 on Wednesday, May 20, 2020

今年12月発表したデータ(2020年の1月~11月分)。

2020年の1月から11月まで、 中国で 特許140.3万件 実用新案272.6万件 意匠70.0万件 PCT 6.2万件 商標840.9万件 出願されたそうです。

Posted by 李永虎 on Sunday, December 20, 2020

日本の年間出願件数はこちら!

2019年の1年間、 日本で 特許30.8万件 実用新案5000件 意匠3.1万件 商標19万件 出願されました。

Posted by 李永虎 on Wednesday, December 23, 2020

特に、
実用新案、日本人は日本で年間3000件ぐらいしか出しません。
それに比べ、中国人は中国で年間300万件近く出しています。
日本の1000倍の量です。

また、
意匠の場合、日本人は日本で年間3万件ぐらいしか出しません。
それに比べ、中国人は中国で年間70万件も出しています。
しかも、日本の関連意匠みたいなものを、中国では最大10パターンまでの設計変更を1つの意匠出願に入れることができるので、日本的な感覚で言うと、中国の意匠出願件数は700万件ぐらいにもなり得ます。

と言うことで、
中国でビジネスをやろうとした場合、他人の知財権侵害のリスクって非常に高いです。

なので、
中国ビジネスを考える方は、事前にしっかりと知財侵害リスク調査をすべきです。

以上

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