見出し画像

人材としての価値は?

転職しようとすると、
改めて自分の価値を評価することになると思います。
このネタで書こうとしたきっかけは、↓の図。

画像1

大手企業で、
長年、安易なサラリーマン生活を過ごした人が、
年俸2割ぐらいカットされてもいいとの条件で、転職活動をしたら、
そこにダメ出しされたこの図。

この図をみて、10年前にみたChikirinさんのブログを思い出しました。

Chikirinさんは、世の中の人々を4つの階級に分けています。
①仕組みを設計する人
②仕組みの設計をする人
③言われた通り仕組みを作る人
④仕組み通り働く人

この記事では、私が薄々感じていたことを、非常に分かりやすく纏めてくれたので、大変印象に残っています。

私は、過去にもNOTEで、この観点の記事を書いたことがあります。

その時も語ったように、仕組みを設計する人になるのが、私の夢です。

今日、改めて、この4階級について、私なりに図形化してみました。

画像2

A 仕組みを設計する人
偉い会社の創業者、ビジネスモデルを思い出す人、無から有を作り出す人

B 仕組みの設計をする人
Aが作った会社の下請け、仕組みを具現化する能力を持つニッチトップ企業の経営者

C 言われた通り仕組みを作る人
Bが作った会社の社員、専門家の人が多く、仕組みを具現化する能力を持っている人

D 仕組み通り働く人
Aが作った会社の社員、既にゆでガエルになった人、若しくは、ゆでガエルになりつつある人

大手上場企業のサラリーマンとかは、Dの人に当たると思います。
DからいきなりAになるのは無理に近いと思います。
大手企業のサラリーマンから、大手企業の社長になるのは無理に近いです。
現実的なのは、先ず、DからCかBに移ることです。
すなわち、大手企業を辞めて、中小企業の社員になりか、いきなり、会社を立ち上げて、個人事業主になることです。
いきなり、DからBになると、収入面で非常にきつくなるし、かなりの苦労の末、失敗する可能性も高いので、
先ずは、ちょっとした給与減や、仕事環境の悪さに我慢しながら、DからCへ移ったほうがいいかと思います。
すなわち、
大手企業で、割と低くない給与をもらいながら、しょうもない仕事をする立場から、
零細企業で、結構低い給与をもらいながら、難しい仕事をする立場になり、そこで腕を磨いてから、会社を立ち上げて、過去の人脈を駆使して、大手企業の下請けになることです。

私の場合、日本に来る前は、DとCの段階を踏んだ人でした。
中国で、最初に大手企業のサラリーマンでして、その後、大手法律事務所でプロの仕事をしました。
その後、日本に来てからは、CからBの段階を踏んでいます。

来日して最初の7年間は、中小企業のサラリーマンとして、専門的な業務に従事しました。
その後の7年間は、自分で起業して、現在は会社経営をしています。
但し、今も零細企業なので、経営者でありながら、営業マンでもあり、総務の業務もやってます。なんでも屋さんです。(笑)

結論を言うと、
D→Aのダイレクト移行は、無理に近い。
B→Aは、可能性ゼロではない。
C→Bも、そんな大変ではない。
なので、D→Aになるには、D→C→B、若しくは、D→Bを踏む必要がある。
D→Cは、心で決めたら何時でも移行可能。
D→Bも、心で決めたら何時でも移行可能。
問題は、殆どの人が既存の生活水準を落としたくないので、収入面で不安定になるD→C、若しくは、D→Bの一歩を踏み出さないこと!


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは価値のある情報収集に使わせていただきます。