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心理系大学院に行くまでの勉強

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2021年6月の記事一覧

心理系大学院に行くまでの勉強

認知的不協和
受験に失敗するなど、自分の考えと行動に矛盾(不協和)が生じた場合、人は不快になる。こうした状態を認知的不協和と呼ぶ。認知的不協和が生じた場合、自分の行動を正当化するために自分の認知を修正してしまうことをフェスティンガーは突き止めた。

社会的比較
私達は自分の能力を評価する際、自分のことだけを見て評価する絶対評価と、他者と比較する相対評価という2つの基準で確かめようとする。人は絶対評

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類似性の法則
ニューカムは、大学寮に入った学生を対象にした実験で、嗜好や言動が似ている者同士が仲良くなることを確認した。これを類似性の法則という。類似性の法則を日常のコミュニケーションに応用した言動がミラーリングである。相手の言動を鏡のように真似て、相手との類似性を意図的に作り出せば、相手に好意を持たれる可能性がある。

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ハロー効果
一流企業の社員という特徴を持っている人は、性格や趣味を含めて全体的に高い評価を受けることがある。このように目立つひとつの特徴によって人物全体の評価が印象づけられることをソーンダイクはハロー効果と呼んだ。ハロー効果に惑わされやすい人は、固定観念や先入観(ステレオタイプ)が強い人だとされている。

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問題、解き終わりました。
明日提出。お金さえ払えば誰でも取れるような資格だけど(これで落ちたら恥ずすぎる)まぁ、資料が色々手に入ったのでいいかな。
は〜筋トレして寝ます。仕事行きたくない。

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セルフハンディキャッピング
人は自尊心が傷つくことを嫌う。そこであらかじめ失敗の言い訳を作っておくと、自尊心を傷つけずにすむ。これをセルフハンディキャッピングという。人はあらゆる状況で、セルフハンディキャッピングという自己防衛をしながら生きている。

明日は上級心理カウンセラーの資格のテストをやるのでnoteはおやすみ。宣言しないとやらんから宣言した。テスト問題請求してから1か月くらい放置しちゃっ

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私達は常に自分の状況を自分でモニタリングしながら人間関係を進めている。こうした行為をスナイダーはセルフモニタリングと呼ぶ。周囲に合わせる高モニターの人は、例えば就職活動において、みんなが羨ましがる会社を選ぶが、周囲に合わせない低モニターの人は会社の理念や事業内容などを重視すると言える。

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自己標的バイアス
フェニングスタインは、教師がテストの答案用紙を返すときに「ひとりだけ成績が良くなかった生徒がいた」と告げると、50人中10人以上の生徒が自分のことだと感じることを明らかにした。このように、自分が他者よりも批判は注目を集めていると感じる心理を「自己標的バイアス」という。

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自己中心性バイアス
ロスは「夫と妻が自分がどのくらい家事をしていると思っているか」という調査を行い、夫も妻も自分のほうが仕事が多いと感じる傾向があることを確かめた。他者の行動よりも自分の行動をよく覚えていたり、他者よりも自分のことが貢献度が高いと思うことを「自己中心性バイアス」という。

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自分の感情、欲求、希望など、自分だけが感じている意識を私的自己意識という。また、自分が他者からどう見られているかという他人からの自分を意識する状態を公的自己意識という。現代人は公的自己意識が過度に高い傾向があるとバスは考えた。

何か出来事が起きたら、私たちはその原因を探ろうとする。こうした心理を原因帰属という。人は世界を何かしら整合性の取れるものとして捉えようとするため、帰属を行う。ハイダーは、

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生成文法理論
チョムスキーは、世界中のあらゆる言語には共通した普遍文法という、基本的な文法があるとしている。そして人間には、この文法を理解する機能が生まれつき備わっていると考え、この機能を言語獲得装置(LAD)と名付けたら、
言語獲得装置は、肺や胃などと同じ、生物学的な身体器官だとチョムスキーは考える。そして他の身体器官と同じように発達すると主張した。そのような考えを生成文法理論という。

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ボボ人形実験
バンデューラはボボ人形と呼ばれる空気人形に対して、大人が殴る、蹴るといった攻撃的な行動を子供に見せた。するとその行動を見た子どもは、大人と同様に人形に攻撃を加えるようになった。一方、攻撃行動をしない大人と一緒の子供は、攻撃を加えることはなかった。このことから、子供は大人の行動を真似ることで学習しているとされた。

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観察学習
私達は日常生活における習慣の多くを他者の行動を観察することによって(無意識にt学んでいる。バンデューラはこれを観察学習(モデリング)と読んだ。観察学習においてモデルが受ける賞罰は自分の強化にも繋がる。これを自分のかわりにモデルが強化を受けるという意味で代理強化という。
私達は直接賞罰を受けなくても他人が賞罰を受ければ、その行動を学習できる。こうした事実は行動主義が主張するオペラント条件づ

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愛着
子どもは1歳頃までに、自分に安らぎを与えてくれる養育社に強い愛情を示すようになる。ボウルビィは特定の人文とのこうした愛情的な絆を愛情(アタッチメント)と呼びました。愛着を寄せられる人物がいるからこそ、子どもは安心して世界を探索し始める。
ボウルビィはミルクを与えるだけでは愛着は生まれないという。泣いたらきてくれたり、笑ったら笑い返してくれる相互作用の相手に乳児は愛着を持つのである。

母性剥

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ハーロウも「ミルクがほしい」といった生理的欲求を母親(または母親に代わる人物)が満たしてくれるから、子は母親に愛着を持つという二次的動因説に疑問を持ちます。なぜなら、小猿を使った代理母実験で温もりや肌触りが母親への愛着を産むことを突き止めたからである。