学校課題レポート投稿②

概要

今回の課題作品は『砂の器』
1974年公開、原作は松本清張作の同名の長編推理小説。
授業の担当の先生曰く、気に入らないカメラワークがあるらしい。
私も正直言って苦手な感じだった。このレポートの主な内容はそこだ。
前回よりひどい出来になって居る気がする…

『寄りから引くな!!』


 この映画を見て分かったのが、私は寄り画からズームアウトによる引き画というカメラワークがあまり好きではないということだった。どんな場面であれば効果的になるのかが皆目見当がつかない。私にはどうしても違和感にしか感じられなかった。きっと原因はあの鑑賞の授業以前に見ていた映像のせいだろう。私が見ていた映像の中で、寄り画から引き画という流れをしていたのはモータースポーツの中継くらいで(それもどちらかと言えばドリーズームに近い動きだが)全くと言っていいほど目にしたことがなかったのだ。これだけならきっと“好きではない”には発展していかないだろう。もう一つの理由は好みに合わないところだろう。私は引いた画というのが苦手なのだ。引いた画でとってもいい構図を生み出すこと自体が高等テクニックなので、要は案外うまくいかないものなのだ。なので私は、引いた画で写真を撮ったり動画を撮ったり作品を作ったりなどをしてこなかったのだ。だからこそ、自分が好き!!ってなってるもの以外を受け入れられるキャパ?経験?が足りず、『好きではない』という感想に至ったのだろう。私がもし同じような構成の映像を撮るとするなら、寄り画で会話劇を消化し、カットを分けて同じ地点の違う場所を撮影するか、さっさと次のシーンに持って行ってしまうだろう。基本的に私はテンポ感の早い作品が(見るのも作るのも)好きなので、完成度が高くない限りはあまり好まないのである。ここまで見た作品はどれも特に文句の付け所が無いくらいにはツボに入ったが、砂の器はそうでも無かった。最後の会議のシーンだけでいいじゃん、そこまでの情報収集のシーンもっと巻いてけるじゃん!!という意見と、「差別」や「今と昔の立場」の中で和賀の心や周りの人間が動いていく様子がとても面白かったという評価と、私自身の趣味趣向がどういったものかがよくわかった鑑賞の授業だった。

あとがき

ひどい文書を生み出してしまった気がする。

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