16.キャスト兼現場監督になってよかった!
ただいま、おかえりなさい(笑)。しばらく私の過去のお話をしてきましたが、いま現在の話に戻ろうと思います。
私のいまのお仕事は、このnoteにつづりはじめた最初のころにお話したときと変わらず、キャスト兼現場監督です。
スタッフとして事務所の仕事をするときもあれば、キャストとしてお客様のことだけを考えて過ごすときもあります。後輩にあたるキャストたちにとってよき先輩でいたいと思いますが、べったり事務所にいるわけではないので、なかなかみんなに会えないときも多いです。
事務所は常にいろんな人が入れ替わり立ち替わりしているので、とても忙しい現場になっています。レズっ娘クラブとレズ鑑賞クラブティアラを、代表の御坊さんひとりで切り盛りするのは困難だろうと、いまになってはよくわかるのです。
そんななか、先日あるキャストさんからこんな言葉をいただきました。
「ゆうさんがキャスト兼現場監督になってくれて本当によかったです、うれしいです~!」
なんだか照れくさくなりました。私がスタッフとして働きはじめて5カ月、特に何もしてあげられていないような気がしていたのですが、何らかの変化が生まれているのだと実感できて、とてもうれしかったのです。本当に救いとなりました。
その内容を詳しくは話しませんが、「ゆうさんでないと相談できないこともある」といってくれました。
伝えてくれてありがとう。
10年という経験こそが、私の強みです。その経験で何かを伝えることができるのだと思いました。
キャストのみんなは、お客様に頼られています。なので、誰かに頼ったり話を聞いてもらうことがなかなかできません。私も、そのひとりなんです。
だから不安なことをひとりで自己完結しないで、ちゃんと誰かと話し、意見を交換して、納得するまでその状況に向き合わなければいけないと思います。
たいした意見を述べれなくても、私は聞くことができる。そして、感じたこと思ったことをちゃんと伝えることもできる。もしこの文を読み進めているキャストさんがいるなら、私が事務所にいるときに相談してほしいなあと思います。
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