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「ポジティブでいること」の大切さと「何でもポジティブでいればいい訳ではないこと」の大切さ。

今年は元旦から厳しい1年の幕開けとなり、酷暑による漁業や農業などへの深刻な影響、南海トラフ臨時情報の発令、そしてここにきての甚大な豪雨被害と穏やかにいかない時間が続いています。

セッションにお越しくださる方々も、これまでの人生を揺るがすような、あるいは大きな決断を迫られるような出来事に直面される方が多い印象です。

私自身も今年は、死生観について改めて問われるような今生でのお別れを数回体験し、これからの自分自身の人生を幕引きに向けてどう進んでいくのか考えることが多くなりました。

そんな中。

スピリチュアル界隈にいると「ポジティブでいることの大切さ」を何度も何度も痛感するのですが、だからといって「何でもポジティブでいればいい訳ではない」ことも痛感します。痛感しっぱなしです。

このテーマについて、自分の中で明快に言語化したいのですが、言語化しようとすると“帯に短し、襷に流し”。あっちを立てれば、こっちが立たず。結局、誤解を招いてしまいそうで怖くなったりガッカリしたりを繰り返して今に至っています。

でも。

でも、でも、でも。


大事なんです。

「ポジティブでいること」「何でもポジティブでいればいい訳ではないこと」

何というか。

「勝つ」イメージをすることはとても大切だけれど、それは「負け」を想定しなくていいという訳ではない、というか。

要はバランス←あ、逃げた笑。

またコレ(=バランス)か。

……ふぅ。難しい。
こんな調子で私がヤサグレていたら。

球技のイメージがきて。

野球であれ、サッカーであれ、バスケであれ、バレーであれ、卓球であれ、etc、etc…ボールを見ずには競技できないでしょ?

…という矢継ぎ早なメッセージ。
「ん? どういうこと?」となる私に

「勝つ」ということで説明するのなら。

その「勝ち」を手に入れるには、試合中にどれだけ最善手を繰り出せるか? その積み重ねが結果として「勝ち」というゴールにつながる、ということ。

だから、ただ「勝ち」だけをイメージしても、試合中に自分が悪手ばかり繰り出して、相手が最善手を丁寧に絞り出すように積み上げてきたら(どんなに相手が自分より格下だとしても)結果はその時のその積み重ねがその時の勝敗を分ける。

つまり、それ以前のデータ(=格上だろうが、格下だろうが)は関係なく、「今ここ・今この瞬間」の積み重ねが、それぞれ現実化するだけ。

それだけでなく、もし試合中により高度な最善手を繰り出したいと思うなら、日々のトレーニングが必要になることもあるだろうし、試合中に瞬発的な判断を求められた時には、いちいち監督やコーチに相談する間もなく、その一瞬のうちに自分1人で判断して決断をするしかないこともあるでしょう?

角度を変えれば。

あなたが勝ちたいのは、団体種目なのか個人種目なのか? ということも関係してくる。

さらに言えば、あなたが勝ちたい試合は世界レベルの大会なのか、それとも地元のお祭りの余興的に行うものなのか、はたまた兄弟喧嘩レベルなのか?

そもそも試合なんかしたくないけど、みんなが出るから出て勝ちたいって思ってる場合もあるかもしれない。さらには、試合に向けてのトレーニングもヒリヒリするような緊張感も、自分的にはちっとも求めてないのに、踊らされるように「勝ち」に執着している場合だってある。

となると。
確認したいのは、あなたの意志はどこにあるのか? 「勝つ」ためにではなくても「勝つ」ためであっても。あなたの意志はどこ?

それがそもそもわかってないと何のための「勝ち」なのかもわからない。

そんなことをひっくるめた上で。

ボールをしっかり見て軌道を想定したり、ボールに回転かけて相手が取りにくくしたりなんていうテクニックや、相手との心理的な駆け引きを織り交ぜながら総合的に競技は行うもの。

でも。

まずは必ずボールを見なくちゃ競技できない。

でしょ?

そして。
本当に「勝ち」を狙うのであれば、事前準備はしないよりした方がいい。

だから、

「ポジティブでいること」と「何でもポジティブでいればいい訳ではないこと」≒「勝つ」イメージをすることはとても大切だけれど、それは「負け」を想定しなくていいという訳ではない

…ってことが、あなたの中に浮かんだんだよ?
まぁ、その発信元は私(=ハイヤーセルフ)だけど。

…とのことでした。

うーん、わかるけど。わかるけど。
まだ何か足りない。

ただ今もらえるめいいっぱいのヒントなので。
ありがたく受け取りましたが。

さて。はて。

たぶん、このテーマについては私の中でまた考えが変わっていくのだと思います。
楽しみながら考え続けたいと思います。


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